福島② 天空を行く | 新・発動機とともに

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29.5.2 火曜

GWの谷間のためか、混雑もなくスイスイと走ります。
本日は四輪です。

着いたところは…
二本松城跡

幕末の少年達の奮闘が偲ばれます。
後ろには肩章を繕う母の像がありました。

時々ブログで拝見しますが、やはり見ると行くとは違いました。

大変に立派な城跡です。
桜の時はきれいでしょうねぇ~
では、行きましょう!

ところが…
あたくし、このお城を甘く見ておりました。(;_;)

ここ、山城だったのね…(@_@)

頭の中では、直ぐに天守到着のイメージだったんですが…
認識不足でしたわ。

あれれ~?
坂を登れど天守は見えず・・・

途中で戻ろうかと思いましたが、同行者が行くと言うので追従します。
脱落したら取り残されますから。

呼吸、脈ともにグイ~ンと上昇、酸素は無いの?
ありません。
一歩が重いこと。
歳には勝てませぬ。(--;)

程好い汗をかきまして、天守跡に到着しました。立派な石垣です。


お殿様は、毎日こんな絶景を見ていたのでしょうか。

「霞ヶ城」とは・・・
天空でありました。

四周を見渡す天守、眼下の城下を一望できる地形です。
遠く望むは阿武隈山系か…

地形を上手く利用した見事な築城は、難攻不落の要塞のようです。
要衝の地だったのでしょう。

安達太良の山頂には残雪が見えます。
美しい風景です。
これに桜があれば、また見事なんでしょうが、新緑もまた良しですね。

呼吸も整ったので下りましょう。
想定外の運動になりましたが、心地よい汗です。

ナビを頼りに次なる目的地へと向かいます。便利な時代となりました。

うむ!
城下の駅前を通過した時に、ふと気がつきました。
特徴のある電柱と電線が…
なるほど…(+_+)
これ、祭礼のためなんでしょうね。

駅前を左折すると、塩澤街道の標識がありました。
ナビを頼りに走ります。

久々に道の駅「つちゆ」に到着です。
連休の谷間で混雑はありませんが、やはり二輪の方が次々と入って来ます。

我妻小富士を望みながら、熱々の味噌コンニャクを食べて小休止です。
これ、美味いですわ~ (+_+)


次なる目的地へと向かいます。
ナビの指示どおり、トンネルを抜けて右に入ります。
思い出しました。
昨年、二輪で走ったコースです。
北斜面に残る残雪のコントラストがきれいでした。
遥か右下方に見えるは福島盆地か…
狭いので脇見は厳禁、停める場所もありません。

赤湯を通過して安全な場所で1枚


そして、程なく本線に入りました。
今日は空いてますが、明日は混雑でしょうねぇ~

冷たい風も心地よい絶景です。
ぐいぐい登ります。
次回は二輪で来ましょう。

標高1,600米を通過・・・

両側には雪がまだ残ってました。
見ることが出来てラッキーです。

普段は標高25米の平坦な道ばかりです。
雪の残る山岳路に感動します。
二輪で走りたいところですね。

目的地のレストハウスに到着しました。
小さな噴煙が登ってます。


本日、二つ目の天空です。
そして、空の色は「蒼空」でありました。

我妻小富士…
残念ながら登る時間はありません。

スキーを車に積んでいる方も何名か見えます。
風が冷たく、1枚持ってきて正解でした。


本線のゲートは17時で閉鎖なんですね。
知りませんでした。
帰れなくなるとヤバいので、早目に来た道を戻ります。

R115を延々と下ります。
街道沿いの桜が満開でした。
水力発電所かな。


再び裏磐梯方向へと登ります。

夕景の五色沼に到着しました。
売店も閉まる時間となり、観光客も数えるほどです。
貸切状態…
誠に贅沢な眺めです。(+_+)

明日は大混雑なんでしょうね。
時間差アタックは正解でした。

磐梯山の凄まじい爆裂火口を望みます。


天候に恵まれた二つの天空でありました。

つづく…