筆者のからだには “秩序意識” が宿っている。元々あるものだ。

 

日中忙しく仕事などをしたとする。外界で多くの刺激を浴びる。すると我が身心は情報過多で疲労する。筆者の場合、睡眠から(眠っている時間が長かろうが短かろうが)目覚めたとき、瞬く間に覚醒する。

 

こんなイメージである。筆者が眠っている間、身体は秩序を取り戻している。すなわち疲労を取り除き細胞を生き返させている。すると秩序意識は心身に充填してくる。この感覚が何よりも快適なのである。

 

秩序意識の要諦は3つある。

1つ、秩序意識は見えない。感じるほかない。ただし鈍感であれば感知できない。人は案外自身の意識に疎いものである。

2つ、秩序意識は天の声と思え。今からの人生に行動して具現化するとよい。秩序意識内で思いついたアイデアは実践するべきである。

3つ、秩序意識の本質は実質的意味の充溢である。逆に云えばノイズの除去である。これは自身の時間感覚を研ぎ澄ます。

 

よく生きるには、秩序意識を制御し活かすことである。その効用は計り知れないほど大きい。