皆さん、こんばんは。
金沢成功塾塾長、大場 久です。
石川県と金沢市が独自の緊急事態宣言を
発令しました。
感染者は昨日の時点で121人。
感染経路不明が50人
クラスターが3か所。
4月に入ってから、急激に増加して
きました。
遅いくらいですね。
危機感の共有がこの宣言の目的です。
県民や市民一人ひとりが当事者意識を持って
行動してもらいたいものです。
さて、あなたにとって一番大切なものは
なんですか?
多くの方は「いのち」と答えるでしょう。
今回の新型コロナウィルスの感染拡大に
よる経済的ダメージから、「お金」とか
「収入」と考える人もいるかもしれませんが
これらはやはり命あってのものでは
ないでしょうか?
では、「いのち」をどう考えれば良いか?
私は時間で捉えるべきだと考えます。
「いのち」は限りあるもの。
そして人によって、
残された時間は違うこと。
そう考えれば、時間=いのちとも
考えることができます。
この厳しい環境だからこそ、大切な時間を
どう使っていくかを決めることが
重要なのです。
さて、新型コロナウィルスの感染拡大に
より、各地で学校の休業が行われています。
ご存知の方も多いと存じますが、
共働き等により、ご家庭で子どもの面倒を
見なければならない方が会社を休まなければ
ならなくなった時に利用できる助成金が
あります。
「新型コロナウィルス感染症による小学校
休業等対応助成金」です。
新型コロナウィルスの感染拡大防止策として、
小学校等が臨時休業した場合等に、その小学校等に
通う子の保護者である労働者の休職に伴う所得の
減少に対応するため、正規・非正規を問わず、
労働基準法上の年次有給 休暇とは別途、
有給の休暇を取得させた企業に対する助成金です。
主な要件としては、
新型コロナウィルス感染拡大防止策として、
臨時休業した小学校等に通う子、又は
風邪症状など新型コロナウィルスに感染した
おそれのある、小学校等に通う子、の親や
祖父母等が対象です。
事業所は、通常の有給休暇とは別に特別休暇を
付与し、休暇を取得した日についても賃金の
100%を支給します。
その後、助成金を申請することにより、
支給した賃金相当分全額の助成が受けられる
制度です。
上限は、日額8,330円です。
事業所としては、損失はありませんので、
事業所と従業員双方にメリットがある制度と
言えます。
また、フリーランスの方も同様に
日額4,100円の助成を受けられます。
と、ここまでが3月31日までの取り扱いです。
4月1日から6月30日まで取得した休暇にも
適用されることは決まっていますが、若干の
変更点があるようです。
詳細は明日発表されるとのことです。
共働き世帯で、小学校低学年以下の子どもを
抱えていらっしゃる世帯は選択の余地はない
かもしれませんが、休暇は取りやすくなって
おります。
大切なのは、自分の大切な時間=いのちを
どう使うかを決めること。
そして、子どももしくは仕事、どちらを
選択したとしても、いのちを使うという意識を
もって、その時間を有意義なものにすると
いうことです。
所得補償や助成金はあくまで付録であって、
その対極にあるものの意味をしっかりと
考えていきたいものですね。
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。