いつもありがとうございます。

木製総合遊具ブレキッズ、天然丸太平均台の金沢粋屋・佐田俊弘です。




以前お伝えしたブログ

「オーナーさまへのお願い」


の追加記事となります。


子どもの金沢粋屋とは?
奈良県桜井市の自然の中に工房があります。奈良の銘木を使い、『子どもたちの五感を育む』『おうちの中で野生児を育てる』ことを大切に2010年から木製総合遊具ブレキッズ天然丸太平均台の制作に取り組んでいます。

子どもたちの外遊びにおける運動環境は、この数年で大きな変化を遂げています。コロナ禍になったことでさらに劇的な変化を見せたという言葉も過言ではありません。

子どもの土台は「身体を使った遊び」の中で育つと粋屋では考えています。子どもたちを取り巻く社会という環境の変化により、うまく自分の能力を使いこなす身体と身体をうまく使う機能を持ち合わせる子どもたちが減っています。

子どもたちの能力は無限大です。
ぜひ子どもたちをロコモティブシンドローム・肩こり・背中のはり・運動不足・筋力低下・外反母趾・変形足から守り、自己尊重と集中力と危機管理能力に強い生きる力のある子どもに育てていきましょう。


大人の金沢粋屋とは?
大人の金沢粋屋はこちらからご覧ください




前出のブログ記事内「点検ポイント 1」





ちなみに長手方向の「揺れ」とはこんな感じです。


お子さまによっては「アトラクション感」が強くなり、楽しいと感じる場合もあるかもしれませんが、非常に危険なので、必ず修正してからご使用ください。




脚パネルを広げると「テコの原理」で、揺れが抑えられるのですが、その頻度や設置の環境、材の個体差によっては不具合が生じる場合があります。




もちろん「脚を広げる」作業を繰り返しても無限に広がる訳ではないのですが、ある程度繰り返すとオプションの天然丸太平均台がブレキッズの横棒に掛からなくなったり、登り板の「受け材」がしっかり脚パネルに掛からなくなる(短くあたる)可能性が出てきます。




全てのブレキッズがそうなる訳ではなく、先に書いたように頻度、環境、個体差で変わってきますが、床パネル・リバーシブルパネル、登り板受け材などはしっかりと嵌め込まれているか、など毎回の目視点検は必須とお考えください。




脚パネルが広がりすぎて平均台のはめ込みや登り板受け材のかかり具合に不具合が生じてきたなぁと感じたら、まずリバーシブルパネル、床パネルを外します。





次に脚パネルを限界まで内側に引き寄せます

(この状態でも揺れはかなり治りますが、脚が広がり易いのでオススメはしませんし、パネル類がはめ込みづらくなる可能性があります)





すると赤丸の箇所の隙間が大きくなり、青丸の箇所の隙間がなくなります。青丸の辺りを見てみますと…





青丸の箇所はもともとご家庭で組み立て易いように「隙間」を作ってありますので、正確には緑丸の部分の隙間がなくなるので、ご確認ください。黄丸の箇所は隙間が大きくなります。




この状態を作ったら、あとは赤丸の箇所にパッキンを差し込むだけです。黄丸の箇所にもパッキンを挟んでいただけるとより効果的ですが、赤丸の箇所のみでも十分です。




薄いゴムシートのようなものを差し込んでも良いですし、





厚紙のようなものでも良いです。写真はティッシュの空き箱を切ったもの。



隙間の大きさに応じて何枚かを重ねます。



必要があれば外したり、交換したりできるよう

幅を大きめにしておいても良いですし、目立たない幅で挟み込んでもOKです。いずれの場合も遊んでいるときに、はらりはらりと挟み込んだものが落ちてこないように、「両面テープ」や「ノリ」を少しつけておくと良いですね。ご飯粒でも良いかも(笑)



ただただ、これだけです。
何度でも繰り返せます。

少々お手間は取らせますが、それぞれのご家庭で簡単に何度でも安全性を保てたら、それに代わるものはありません✨



お忙しい日々をお過ごしのこととは思いますが、子ども達の健全な心と体を育む環境を作るために、ぜひご協力をお願い致します✨






■ブレキッズをもっと知りたい方に