いつもありがとうございます。
木製総合遊具ブレキッズ、天然丸太平均台の金沢粋屋・佐田俊弘です。
以前お伝えしたブログ
の追加記事となります。
ちなみに長手方向の「揺れ」とはこんな感じです。
お子さまによっては「アトラクション感」が強くなり、楽しいと感じる場合もあるかもしれませんが、非常に危険なので、必ず修正してからご使用ください。
脚パネルを広げると「テコの原理」で、揺れが抑えられるのですが、その頻度や設置の環境、材の個体差によっては不具合が生じる場合があります。
もちろん「脚を広げる」作業を繰り返しても無限に広がる訳ではないのですが、ある程度繰り返すとオプションの天然丸太平均台がブレキッズの横棒に掛からなくなったり、登り板の「受け材」がしっかり脚パネルに掛からなくなる(短くあたる)可能性が出てきます。
全てのブレキッズがそうなる訳ではなく、先に書いたように頻度、環境、個体差で変わってきますが、床パネル・リバーシブルパネル、登り板受け材などはしっかりと嵌め込まれているか、など毎回の目視点検は必須とお考えください。
脚パネルが広がりすぎて、平均台のはめ込みや登り板受け材のかかり具合に不具合が生じてきたなぁと感じたら、まずリバーシブルパネル、床パネルを外します。
次に脚パネルを限界まで内側に引き寄せます。
(この状態でも揺れはかなり治りますが、脚が広がり易いのでオススメはしませんし、パネル類がはめ込みづらくなる可能性があります)
すると赤丸の箇所の隙間が大きくなり、青丸の箇所の隙間がなくなります。青丸の辺りを見てみますと…
青丸の箇所はもともとご家庭で組み立て易いように「隙間」を作ってありますので、正確には緑丸の部分の隙間がなくなるので、ご確認ください。黄丸の箇所は隙間が大きくなります。
この状態を作ったら、あとは赤丸の箇所にパッキンを差し込むだけです。黄丸の箇所にもパッキンを挟んでいただけるとより効果的ですが、赤丸の箇所のみでも十分です。
薄いゴムシートのようなものを差し込んでも良いですし、
厚紙のようなものでも良いです。写真はティッシュの空き箱を切ったもの。
隙間の大きさに応じて何枚かを重ねます。
必要があれば外したり、交換したりできるよう