長野市議会議員 金沢あつし -7ページ目

朝の交通安全活動 三陽中学校+住民自治協議会+安協+長野県警+長野市

2023年11月1日

 

本日は、第一水曜日恒例の朝の交通安全活動(三陽中学校、住民自治協議会、安協、長野県警、長野市の合同)です。

皆さん、今日も交通安全で一日をお過ごしください。

 

 

 

 

ながの育ちと学びの場フォーラム講演会 川崎市子ども夢パーク 西野博之氏

2023年10月29日

 

秋の週末は行事・イベントだらけで、土曜も会議を含め3カ所を梯子であります。午前中は「伝統芸能こどもフェスティバル」(明日も開催です)が芸術館であり参観。

午後は認定NPO法人フリースペースたまりば理事長、西野博之氏が講師で「ながの育ちと学びの場フォーラム講演会」があり、聴講してきました。西野氏は、「川崎市子ども夢パーク」の開設・運営に長年かかわっている方で、この夢パークは不登校児童・生徒のための施設として全国的に注目されている施設です。自分も今年の5月に視察に行ってきました。

ちなみに来年の4月に開設となる長野市の不登校の児童・生徒のための施設「ササランド」はこの子ども夢パークを参考にしています。

 

長野市には現在、小中学生併せて800名を超える子ども達が不登校となっています。800名というと学校2校分ぐらいでしょうか、かなりの数です。これは、クラスに1名ぐらいは必ずいるような数値で、今や不登校は珍しいことではありません。今の教育界での不登校に対する見解は、不登校は悪いことと見なしていません。ただ、無理に学校に通わなくても良いが、その代わりになる自宅外に子どもがいる場所が必要であり、そこにその子どもが通って自分に合った活動をし、将来に進んで行くというものです。

実際、川崎子ども夢パークでは、不登校だった生徒がそこで自分のやりたい事を見つけて、高校や大学へ進学したり、技能を取得して就職する等の成果があがっています。

 

無理に学校に来させるのではなく、子どものために自宅以外の居場所を作り、そこに子どもが来て自ら考えて活動するようになるまで見守るといのが重要のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長野市 台風19号災害 4周年

2023年10月14日

 

マスコミでは台風19号災害から4年経ったと報道されています。4年前は選挙の直後で、新議会がスタートしたばかりの頃で、ほとんどの業務が災害復興優先で行われていました。

 最初の3枚の写真は、災害から3日後の10月16日の長沼支所前、奥に破壊された堤防が見える場所です。災害発生直後に所属する新友会で議員を支援チームを4つに分けて地区を担当、私は長沼・穂保チームでした。長沼支所へは、水が引いた3日後に自衛隊の車両に続いてなんとか近づくことができました。

 

 ちなみに4枚目は2011年の東日本大震災、陸前高田市で5月に私が撮った写真です。(当時、自分は防衛大臣の公設秘書で、東北に支援活動に入った時のものです。津波で全てが破壊された陸前高田市の海岸付近の様子です。)東日本大震災が発生した時、長野市は内陸なので津波等の水害は起きないので安全だと思っていたのですが、それは間違いでした。

 

 台風19号災害は1000年に一度の災害と言われていますが、今起きたなら確率は関係なく常に起こると仮定して防災せねばなりません。この災害によって人生が大きく変わってしまった市民の皆さんもおられますが、市政としては二度とこのようなことが起きないように対策を講じるしかありません。

 

長沼支所から破堤した方向を望む。2019年10月16日。

 

同じく長沼支所横。土台だけ残して家ごと流されてます。

 

同じく支所横。道路の舗装、アスファルトが剥がれてます。

 

東日本大震災後、2011年5月、陸前高田市。金沢撮影。

 

 

 

長野市議会スタートです。 総務委員長、議会運営委員会委員長を拝命しました。

2023年10月12日

 

 先週から新議会がスタートしたので、早急に常任・特別委員会等の人事を確定せねばならず、各会派間で人数やポストの調整や議長・副議長の選出準備を行いました。自分は所属会派、新友会の幹事長をしていますが、他会派の担当者と会派の人数枠、バランスの交渉したのち、会派内で所属の構成をしました。新人にはなるべく希望にそえるよう配慮しますが、今回のように11名も新人がいると、初年度から100%希望どおりというのはちょっと困難です。ただ、任期は4年間あるので、全委員会を一巡はできますので、問題はないと思います。

 

 10日、11日に臨時会議があり、議場の席順、正副議長、所属委員会と正副委員長等が決定し、本格的に議会が動き始めました。自分はと言いますと、総務部、企画政策部、財政部、地域・市民生活部、消防局等を所管とする総務委員会の委員長と、議会の運営方法を協議したり、議長から諮問された事項等を調査、審査したりする議会運営委員会の委員長と重要な役職を拝命しました。特別委員会は中山間地域活性化調査研究特別委員会に所属であります。

 

 ところで、議会運営委員会で議員の個人情報の開示として、議員個人のHP、ホームページのURLを記載することについて、今回は見送られることとなりました。本件では、議員個人HPを無所属議員は記載したいとの意見があり、新人議員もそれを聞いて記載を希望しました。

 新聞等の報道では記載しないことに批判的ですが、議員個人のHPを市の公式な議会ページに記載するにはいくつか問題というか、課題があります。それは市のHPから議員の個人HPに行った際、例えば選挙期間中、議員のHPに議員個人に投票を促すような記述があった場合、それは議会活動ではなく、個人の選挙活動であります。市税を使って記載されたHPから誘導された先に個人の選挙活動があるのは当然議論が必要です。他に新人候補がいた場合、公平性の観点からも問題となる可能性があります。(それを考慮して選挙期間6カ月前から選挙後まで、HPのURLの記載をストップする等の措置が必要とか。)

 

 また、議員個人のHPといっても内容に必ずしも議会活動だけをギャランティーしてなければ、例えば〇〇ラーメン店や◎◎蕎麦に行って美味しかったと宣伝のような文章があった場合、それが同様に税金をつかったHPから誘導された先にあっても良いのかと言う疑問も生じるかと思います。

以上から、単純に個人HPを記載する前に、リンクさせる議員個人HPの内容(議会活動なのか議員個人の活動なのか)や他のルールを決める必要があるはずです。(期数を重ねた議員なら課題を知っていて当然だと思いますが)

 

 本件は議会運営委員会で一度は決定していますが、さらに詳細について言及するなら「議会活性化検討委員会」の中で包括的に議論するのが良いです。現在、新議会になったため、活性化委員会が一旦解散しているので、新委員会の立ち上げが必要です。

 

少々細かくなりましたが、きちんとしたコメントが必要かと思い書かせて頂きました。

 

 

信濃毎日新聞より

 

道路や河川の改修、土木要望について

2023年10月2日

 

10月に入り、本日臨時議会があり、4年間の新たな長野市議会が始まりました。委員会の構成や正副議長の人事等を決めねばならないので、しばらくはバタバタしております。

 今回の選挙では、引退される議員もあり、11名が新人となりました。議員定数を3名減らしましたので、新人の比率が11/36と少々高いので、委員会構成等の配慮が必要であります。

 ところで、選挙も終わって通常活動にもどったこともあり、住民からも様々なリクエスト、要望も出てきております。写真は某小学校の北側の河川上にかかった通学路となっている橋です。階段部分で老朽化して穴があるので、修繕して欲しいとの連絡がありました。本日午前の議会前に維持課に修繕のお願いをしたところ、午後には「修繕やっときました」との報告(早)。通学路なので優先的に早くやったとは思いますが。

 まあ、議員がお願いしたので早くやってくれたとは思いませんが、もし自分が頼むことによって、本日やる予定だった工事が後回しになっているなら、もうしわけないです。

 ここで道路や用水等の改修、修繕についてちょっと。その地区からあがる、道路や用水等の改修、修繕、いわゆる「土木要望」は、緊急性を要する工事(道路が陥没したとか、氾濫で用水の護岸が破損したとか、緊急で工事が必要な場合)とかを除き、公平かつ客観的に判断するため、その地区がまとめて市に要望する手順となっています。画像がその手順です。

 市が住民自治協議会に要望の照会を行い、その住民自治協議会が各地区の区長から上がってくる要望をとりまとめて要望書を作成。それを基に市の担当課が現地調査を地区自治協とおこない、工事の判断を行います。(ただ、この土木要望は市の管轄下の設備に限ります。)

 画像は市の考え方やその手順を示している「土木関係事業の要望に関するガイドブック」の一部です。

市のホームページに記載されています。=>

https://www.city.nagano.nagano.jp/doc.../902/r5guidebook.pdf

ご参考までに。

 土木要望は緊急の場合、議員に直接されるのもありですが、その他で必要性のあるものは、公平性や客観性をもって判断するため、まずは地元の区長・自治協に相談して正式に申請してください。(その先は我々議員にご相談ください)