KATO京都駅店より「ちどり」など販売 など | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

 

(画像は過去に発売されたTOMIX製品です)

 

約20年ぶりにプラ製Nゲージ鉄道模型完成品市場に登場するモチーフが発表されましたが,という話などです.

  KATO京都駅店特製品 キハ58系「ちどり」

 

KATO京都駅店では不定期的に蒸気機関車やキハ58系などを塗り替え・加工を行った「特製品」を販売していますが,2023年6月のキハ58系の再生産に際しして特製品が追加,「わかとりライナー」と「ちどり」が追加されます.白地に赤・黄色の帯である「わかとりライナー」はプラ製Nゲージ鉄道模型完成品では初登場,緑のツートンカラーの「ちどり」は約20年ぶりの登場となります.いずれも貴重なモチーフですが,少量生産であることもあり,価格はそれぞれ24,200円,23,100円となりました.一般の鉄道模型店でも店主の方またはお客様の方による加工品が販売されていることがあり,事実上その「KATO京都駅店」版と言える製品ですが,メーカーの公式製品であることがポイントになってしまいます.

そろそろこれも欲しい気がします.

 

 

前回登場のTOMIX製品です.

 

ちなみに,前作と言えるこの製品は14,000円でした.実際に加工の手間を考えると製品価格は妥当になるほどインフレが進んでいるの間違いないのですが,ちょっと高い気がします.

  マイクロエース製品

 

今回の受注書にはジョイフルトレインの「江戸」「ナコ座」の仕様・価格変更再生産があります.なんのこともなさそうですが,実は「ナコ座」については,夜行の団体臨時列車として1986年に山口線をC57 1とDD51の重連で牽引されたことがあります.また,今回は晩年の「スロフ12のJRマークが(他のJR東海の車両同様に)小さくなった」姿であるため,より自然に見立てられます.したがって導入候補となりました.価格が前回品の倍の3万円弱になっていますが,他の会社では製品化が困難なモチーフでありやむを得ません.TOMIXに至っては,過去の企画との兼ね合いで製品化が難しいモチーフになっています.

 

ちなみに,「SLやまぐち号」関係では1989年までに旧塗装の「ゆうゆうサロン岡山」,第2形態(赤色・展望室設置前)の「旅路」,旧塗装の「ホリデーパル」,果ては貨車9両(+オハフ33が1両)をSLが引いたことがありました.これらは結婚式のための団体臨時列車やテレビ番組の撮影などで運行されました.

  (報道)JR北海道で駅10%削減

 

6/17の北海道新聞にて,JR北海道にて無人駅42駅の廃止を検討しているとの報道がありました.特に,4駅は2024年度での廃止が検討され,函館本線の八雲〜長万部の4駅(過去に瀬棚線が接続した「国縫」含む)全て及び,宗谷本線の名寄〜南稚内で,特急が停車しない駅の大半(「智恵文・美深・勇知」を除く)が対象になっていることはびっくりしました.

 

一部の線区では全列車特急としての運行となるかもしれません.この場合の特急料金は,地元の方には格安または無料とする補助制度が検討されていると同じく北海道新聞が報じていますが,石勝線のように普通運賃・普通列車の乗車でのみ有効になるきっぷでの乗車はそのままできるかは不明です.