(消えゆく景色)
長い紀南の旅路でしたが,ついに大阪市まで帰ってきました.
これまでの旅路
しかし,大阪環状線に入った後でも,2022/10当時では見逃せない車窓光景があります.
ガスタンクもそうではあります.この地区では東側の車窓は港湾地区になり,それはそれで見応えがあります.
2023/2/11廃止 梅田貨物線地上区間
「くろしお」(と「はるか」)は新大阪〜西九条で「梅田貨物線」を通りますが,地下化が決定,いよいよ,2023/2/11の終電,旅客列車では天王寺22:50発「はるか60号」をもって地上区間は廃止,地下区間へ切り替えられます.ですので,梅田貨物線の区間でカメラが回るのは必然といえます.
まずは西九条駅を通過します.現在「くろしお」は大阪市への通学・通勤時間帯に一部の列車が西九条駅に停車しますが,それもなくなります.
大阪駅周辺に残る貴重な踏切も廃止されます.
線路西側も,東側ほどではありませんが開発されています.「梅田スカイビル」が車窓では最も目立つ建物でしょうか.
阪急線を跨いだ少し北で新線と接続します.すでに架線柱が建てられていました.
淀川を渡るところは梅田貨物線が新線になっても変わりありません.
というより,動画でご覧いただいた方がわかりやすいかと思います.
新大阪駅
新宮駅を出て4時間以上に及ぶ「くろしお16号」の旅路は終わりました.そして,ここで筆者の「WE銀河乗車ツアー」も終了となります.旅程ではこの後,東海道線の普通列車で京都駅に戻ることになっていますが,関係各所と確認の上,ここ新大阪で打ち切らさせていただきました.実際によく行われている行動であるとのことでした.京都発着にすると追加料金が発生しますが,その料金は「新大阪〜京都の往復運賃・片道の指定席A特急料金」よりは安価です.筆者としては時間に余裕があれば,「WE銀河紀南コース・往路」は京都駅からの乗車を勧めます.
車両はすぐに引き上げられました.
そして,新大阪駅の2番のりばには,対面でおおさか東線の列車が待っており,間も無く発車します.
筆者がおおさか東線を利用するのは初めてです.目的地はJR淡路駅です.
続く
今後の記事予定について
「WE銀河」の乗車ツアーの内容は全て終了しましたが,往復の道中にも多数の列車が登場します.次の記事は「上り移動編」として,筆者が京都駅に向かうまでを取り上げようと思います.
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