2022/10/22 WE銀河編その5 串本の橋杭岩・漁師の朝ご飯 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(橋杭岩の多岩美)

 

現在「金屋代かずおのお部屋」では旅行記が同時に2つ走っている格好となっていますが,ブログ全体の構成上,「【旅行記】WE銀河紀南」を再開します.ちょうど,10/22になった頃,和歌山ラーメンを食べ,車内で寝たところから再開します.

 

これまでの旅路

 

 

 

多くの乗客が寝静まった中を「WE銀河」は南上するのですが,ある程度走ると列車が止まります.目が覚めるとそこは「紀伊田辺駅」でした.和歌山県第2の都市にある紀伊田辺駅は運行拠点であるため,ここで運転士・車掌が交代するのは理にかないます.そして,4:30頃にさらに南へ進み始めます.

走ること約1時間数十分,再び目が覚めるとそこは「紀伊有田駅」でした.

次の駅が串本駅です.6:00と早いですが,この駅では「橋杭岩案内バスツアー」が用意されています.記事を投稿した時期では真っ暗かつ,本州最南端とはいえ寒いとは思いますが起きて,橋杭岩を見に行きましょう.

駅には227系1000番台も待っていました.

 

  橋杭岩を見る

「橋杭岩」は串本の象徴である特徴的な岩場地形です.「WE銀河」の夜行ツアーには,「道の駅くしもと橋杭岩」までバス送迎・ガイドがあるツアーが含まれています.

この日は天気が良いとは言えませんが,多島美ならぬ多岩美を楽しむことが見えました.奥の島は紀伊大島,かかっている橋はくしもと大橋です.

なお,申し訳ありませんが,橋杭岩に関する蘊蓄は当記事では割愛させていただきます.筆者はあまり詳しくないです.

 

串本駅に戻ってくると「くろしお12号」が来ていました.京都まで走る長距離列車です.側から見ると岡山支社でも使用される共通の接近メロディ(主旋律8〜10音)に「サンダーバード」がやってくるように見えます.

ここには,車両の向きも含めて以前から追いかけていた「WE銀河」の姿がここにありました.

 

  さらに北上

串本は本州最南端の駅です.「WE銀河」はここから進路を北に変えます.

串本発車までに,朝食「漁師の朝ご飯」として,鯛めし弁当が配布されます.梅干しもついておりいかにも紀南らしいものとなっています.

列車はさらに進み,このツアーで利用できる宿泊先に合わせて停車します.岩場が多いのは特徴です.「WE銀河」車内では和歌山大学の学生が製作した「うみえるまっぷ」が配布されていますので,少々地理感がなくても海の景色は十分楽しめます.見逃した・見れなかった場所は帰りに見ておくことになります.

というわけで,再び模型車両を出してみました.

湯川駅では「くろしお16号」と交換します.「オーシャンアロー」こと283系が使用される,新宮発唯一の列車です.

紀伊勝浦駅に到着です.那智勝浦町は温泉街で知られ,「WE銀河」のツアーにおいても多くの勝浦温泉宿が利用できます.

 

しかし,筆者は最後,新宮まで乗車します.

 

次回の記事は新宮までの車窓のほか,分量によっては「WE銀河」ツアー参加者のみが参加できる現地ガイドツアーを扱います.企画全体の意図を考えると,このガイドツアーまでが「WE銀河」の企画であると思いました.

 

続く