(せっかく金型を起こしたので)
明日は6月1日です.早いもので2022年も6月になりました.
本日はKATOから2022年4月に発売された「EF61(茶)」を紹介します.金型を作るのでおそらくは発売されると思っていましたが,意外と早く出てきました.被牽引車は1963年当時の「あさかぜ」が選ばれています.非常に短期間でしたが結果的にEF61にとって,これが最大の花形運用だったようです.
模型としては当時使用されていたローマ字なしの「あさかぜ」ヘッドマークが,クイックヘッドマークとして取り付けできるようになっています.
(画像は持ち合わせによるイメージです.本来は湘南色の「オヤ35」が使用されていました)
とはいえこのEF61には「セノハチ補機」のイメージが強いです.MT比1:1で広島まで足を伸ばしてきた151系や153系をサポートするという,地味ながら重要な役目を果たしていました.後にこれらの形式は出力強化やM車比増加などで補機を必要となくしています.製品はテールライトがつかず,容易に後天的な改造ができない構造になっていますがそもそも製品化されただけで万歳です.
品番は「3093-2」が空いています.「シールドビーム化改造車」まで取り組まれるかが注目されます.
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同時発売のEF60 500です.筆者はEF61とEF60をプッシュプルにして遊んでいました.こちらもセノハチ補機として使用されていたことがあったようです.