2022/3/30 その1 SL人吉用客車で大分へ下る | 金屋代かずおのお部屋

金屋代かずおのお部屋

周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(団体臨時列車を組んで大分へ)

 

まず,「金屋代かずおのお部屋」の記事編集方針として,3/28実行分から「山口県外の活動は2週間経過後掲載」から「山口県外の活動(乗車・撮影・施設訪問)は1週間経過後掲載」に変更します.また,筆者が3回目のワクチン接種を4/1までに終了していることをお知らせします.従いまして,3/30に実行した「門司港〜大分 sMALL wORLD 7周年記念人吉号」について本日書くことができるようになりました.大変お待たせしており申し訳ありませんでした.なお,この列車は「スモワ人吉」号と呼ばれていました.

 

山口市阿知須「サンパークあじす」内のレンタルレイアウト店「sMALL wORLD」(以下「スモワ」)では団体臨時列車を複数回企画しており,今回は3回目となります.筆者もお誘いを受け,スケジュールを調整して参加することになりました.年度末の平日(水曜日;スモワの定休日)であり参加者できる方が限られますが,こと児童・生徒・学生にとっては春休み真っ只中で乗車・撮影とも絶好の機会でしょう.費用も大幅に抑えられており,この場を借りて企画の主体であるスモワの駅長・スタッフ,JR九州の運行・旅行部門,約85名の参加者など,全ての関係者の方に御礼申し上げます.

 

それでは早速門司港駅から乗車していきます.

 

門司港駅では専用の行先表示が用意されました.

「SL人吉」用の客車50系700番台はボックスシート(2人・4人がけ)が主体ながらモケット柄が複数用意されています.車内は蛍光灯色そしてなんといっても要所に配置された1/80の鉄道模型が見所です.50系700番台のNゲージプラ製量産品製品はいまだに存在せず,ぜひ,鉄道模型製品でも見てみたい車両です.

なお,現在「SL人吉」は「桃太郎電鉄」とコラボを行っており,車内にも「桃太郎電鉄」の装飾がありました.

門司港駅には783系(汎用5両編成),門司駅には415系(セミクロスシート車主体)の保留車が留置されていました.いずれの車両もボロボロです.

小倉駅で大量の弁当が積まれています.

全ての参加者に弁当,お菓子2種,そして「sMALL wORLD」のタオルが配布されました.

大分らしいかしわ飯,とり天,チキン南蛮を主体とする豪華な弁当でした.

それでは「RED EYE」を右手に日豊本線へ進んでいきます.

列車は順調に豊前路を下っていきます.苅田港線の跡地,そして通常の列車が全て停車する行橋駅を通過していきます.

豊前地区〜国東半島の付け根あたりは周防灘に沿った工業地帯でもあります.

通常の全ての列車が停車する中津駅を通過し,柳ヶ浦駅に停車します.車両の屋根はダブルルーフを模したものになっていました.

多くの川を渡っていきます.

途中には長いトンネルがあり,さながら夜行列車のようです.

車窓には満開の桜が待っていました.

杵築駅から先は単線であり,ここで特急ソニックに抜かれつつ交換します.

別大道路が見えてくると,

目的地・大分駅に到着です.

大分駅では様々な行動を取ることができますが,筆者は駅にとどまり列車を撮影することにしました.

次の記事へ続きます.

 

 

 

この旅行記は3記事で構成する予定であり,次回は4/10以降に公開する予定です.また,全ての記事に対応した動画も作成・公開予定です.

 

 

※この列車に対して危険な撮影行為を見かけたことを追記いたします.くれぐれも危険な撮影行為を行わないようにしてください,と書いて守られる状況でもないのが悲しいところです.

 

動画を追加しました.

 

 

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過去に「sMALL wORLD」が中心となって企画した団体臨時列車です.

 

第2弾は2021/3/31に実施,筆者は参加しませんでしたが,「かわせみ・やませみ」に原田線を通すという内容でした.