KATOから683系4000番台など製品化 | 金屋代かずおのお部屋

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1/28 11:00に,KATOは2022/6〜8に発売する予定の製品を発表し,受注開始しました.これまでのKATOのラインナップの穴を埋めるモチーフが用意されました.

683系4000番台

カタログにも掲載されていましたが,485系「雷鳥」を全廃するためにの登場から10年以上,ずっと製品化が望まれていたモチーフがついに登場です.リニューアルをなされた姿で4両基本セット+5両増結セットで6月に用意されます.現在の「サンダーバード」はこれで良いでしょう.

特筆すべきは多くのギミックが搭載されていることです.

まずは,この製品から開発が進んでいた「スロットレスモーター」が標準搭載されます.低速運転を実現しながら十分な牽引力を持つ新たなモーターで既存のモーターと取り替えて使用できます.やや磁力が高いとのことです.

また,TOMIXへの対抗か,KATO京都駅店特製品が好評であったためか,貫通ドアが開いた状態のパーツが付属します.こちらは両面テープで取り付けて使う構造となるようですが,貫通ドアの開閉は頻繁に行われるためこれで良いと思います.

前面カプラーも最新仕様に,それも旧製品との連結用に取り替え分も付いているため,価格が上がっています.

増結編成には,こちらも待望であった2000番台が用意されました.当初から「サンダーバード」用として用意され,リニューアル改造・塗装変更がなされた編成で用意されます.6月予定です.

さらに,旧塗装も特別企画品で7月に用意されます.旧塗装は「はくたか」代走にも使用されており非常に活躍の範囲が広い編成でした.本当に嬉しい製品化です.こちらにも貫通ドアのパーツが付いていますが,特別企画品であるためAssyパーツでの分売はないはずです.仮にパーツがあれば,681・683系全般で使用できることになります.

ここまでくると,同じ6月発売の285系にも採用してほしかった感はあります.

 

1/30追記:Assyパーツ受注表が既に公開されています.この製品で初採用となる「スロットレスモーター搭載動力ユニット」「JRマークなどの装飾付きダミーカプラー」「リニューアル車用の貫通ドア」「専用連結器カバー」も分売され,既存製品にも使用可能です.

2/8追加:ホビセンフェスティバル動画によると,別途旧塗装用の前面扉パーツの分売を検討しているとのことです.

レーティッシュ鉄道の貨物列車(7月)

筆者は電源荷物車の記事で,「そろそろ貨車や蒸気機関車が欲しいところです.」と書いていましたが本当に製品化されていました.果物や野菜を描いた「COOP」やスイスポストのコンテナ列車となります.スイスにおいて「COOP」は,日本でも販売トラックが来たり,大学に設置されていたり,専用の保険「共済」を取り扱っていたりと便利な「消費生活共同組合」ではありますが,

スーパーマーケットとしての存在感が強いようです.まさしくレーティッシュ鉄道沿線の生活を支えています.

製品は8両セットと貨車2種,コンテナ2種(単品は8月)が用意されます.8両セットが高く見えますが,1両あたり2,475円となっています.今回機関車が2種用意されますが,混合列車としての運用や,「アレグラ」に連結されることもあるようです.


金屋代鉄道ではこれらの製品の受け入れ準備ができました.

ところで,今回の発表によりKATOの生産ラインがやや空いてきたように見えます.思うように生産できていない可能性がありますが,今後も逆風に負けず素晴らしい企画・製品をよろしくお願いします.

681・683系製品は全体的に足りていない印象があるため,ぜひ,2024年3月の北陸新幹線敦賀開業を意識して用意していただけると嬉しいです.

(実車の683系は「能登かがり火」のために若干残るのではと予想します.)

※この記事は12:29付の速報記事をタイトル変更・日時変更して大幅に追記修正したものです.「いいね・リブログ」は引き継いでいます.