意外に大きかったKATOのワム80000旧製品 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(並べると壮観)

 

12/24に発表したKATOの新製品には「ワム80000のファインスケール化」が含まれており話題となりました.カタログには「ファインスケール化」とははっきりと書かれていなかったためびっくりしたという感じがあります.筆者もKATOのワム80000はある程度持っていますのでこの際に紹介しようと思います.なお,撮影は「sMALL wORLD」で行っています.

実はこのEF66 100も旧製品です.屋根上はグレーとなっており今回の製品とは異なります.EF66 100は過去には広島にも配備されていたためこちらの方が気に入っています.品番がほぼそのままであるため,新製品の値上がりが数百円にとどまっているのはかなり頑張った方だと思います.

KATOのワム80000でよく使われていたのは「8039」の「286723・283912」でしょうか.実に2020年まで生産され続けていました.

それ以前には「183121・80114」のナンバーで販売されていました.いずれも屋根はとび色です.

ワム38000は2両セットのほかに,8両セットも存在しました.8両セットは「石巻港駅常備」と印刷が入っています.これはこれで持っておきます.ただし,石巻港からワム80000は東日本大震災より前に撤退しています.

さらには北海道のワム480000や鮮魚輸送用のワム580000も用意されていました.ワム480000は国鉄型貨車らしからぬ「JRF」表記・屋根を切り開いた姿が特徴的ですが実際には極めて限定された運用で意外と使いにくかったです.模型でも紫外線で色が変色することがあります.

ワム580000はTOMIX製品にバトンタッチしたという印象です.

やはり似合うのは過去にKATOが発売した「意外と大きい」蒸気機関車やEF60・EF65でしょうか.このEF60も「3094」シリーズが開始,ワム80000共々今後の展開が楽しみです.とはいえ旧製品もまだまだ使える部類であるため今後は中古市場で初心者向けの製品となることが期待される他,筆者としては筆者以外に「鉄道もけい展示会」の会場での鉄道模型展示を任せる場合に登場させようと考えています(*).

 

(*):この場合は「鉄道もけい展示会」は「中止」とアナウンスします.2019年7月に実例があります.