(どこでもきっぷでは運賃のみ有効)
これまでの旅路
「JR西日本どこでもきっぷ」では別途グリーン券・グリーン車指定席特急券を購入することでグリーン車にも乗車できます(グランクラスは運賃としても無効です).また,JR東日本・北陸新幹線のグリーン料金は2022年度ダイヤから値上げ(元々値下げされていたものが他社と同水準になる)ことが発表されています[1].筆者としても北陸新幹線を利用することはあまりないでしょう.そこで,思い切って「つるぎ」のグリーン車を利用することにしました.筆者が新幹線のグリーン車を利用することは初めてです.
このような短距離で新幹線が成立するのかと思いますが,そもそも金沢〜富山には在来線の特急がありません.車両はE7系F40編成でした.台風による被害があったとはいえここまで短期間に多数の編成が用意されるのではという印象を受けます.
車内は青基調です.窓上にライトが追加されており,模型的な観点で「電球色の室内灯」を使用する理由になります.
席には読書灯もついています.
リクライニングはコントロールボタンが多数あり,慣れないと調整が大変でした.
乗ってみるとこんな感じです.
短距離の新幹線のグリーン車を利用する方はあまりいないのでないかという見立てをしてしまいますが,実際には5人程度乗車されていました.
富山から先は一旦越中八尾に出て「ひだ13号」を,こちらもグリーン車に乗車します.HC85系では「富山ひだ」が存続してもグリーン車まで残るかは微妙な情勢です.
この日の編成はキロ85 4-キハ84 305-キハ85 1105でした.
1+2列座席でシンプルなものです.1列座席は立山連峰側です.
前面展望がよく効きます.
富山に到着です.今回は結果的に「ひだ25号」と合わせてJR東海区間をワープする格好になってしまいましたが,名古屋から乗り通すと異なる考えになるかもしれません.筆者が高山本線に行く機会はあるのでしょうか.
続く
時系列的に入れ替えがありますので,この記事と合わせてご覧いただきますことをお勧めします.
[1]:
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/211026_05_revision.pdf
2022/1/29 追記:
「ひだ13号」の動画を追加しました.
2022/12/26 追記:
「ひだ13号」の動画を編集の上,再公開しました.