TOMIX 2022/5・ジオコレ 2022/3 など | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(応用はいくらでも;今回販売の機関車そのものは山陰本線では使用されていません)

 

2021/11/11,トミーテックが2022/5に発売するTOMIXブランド製品,2022/3に発売するジオコレ製品などを発表しました.数は少ないですが注目品があります.早速見ていきます.

1枚目

いわゆる「さよならセット」である,関西本線DD51の最終列車(2021/3/12 2080レ)を模したセットです.さよならセット恒例の機関車への所属表記印刷・冊子付属があります.16両の貨車は車番・コンテナ番号バラバラで,ホッパコンテナなど完全新規製作6個も含めて最終列車を忠実に再現します.

機関車は「DD51 1801」になり,ヘッドマークが付きます.

ポイントは「さよならセット」ではあるものの,まとまって16両のコンテナ貨車(うち2両はコキ200型)が手に入る貴重なチャンスであるということです.これにKATOの10両セットを含めるとすぐに24両編成の列車が出来上がってしまいます.コンテナはいわゆる「山陰本線迂回貨物」などにも応用できます.価格は非常に高く見えますが,16両+機関車をバラバラに揃えてもこのような価格になります.

2枚目(6月)

「GV-E400型」です.両運転台車が新潟・秋田とも登場します.類似型のH100型やDEC700型(およびその量産型)に期待するものの,「GV-E400型」はKATOのカタログの「コラム」に掲載されていたことは覚えておきます.

3枚目

人気の「EF66 27」と,EF66の後期・新更新車がリニューアル再生産されます.新製品はM-13モーター・金属パンタ・国産リニューアル仕様,MR管表現ありとより的確になりますが,

前回品より塗装が良くなるか,というところはポイントでしょうか.なお,別売りのクーラーも再生産(値上げあり)となります.忘れている方はこの機会に買いましょう.も用意されます.

EF66新更新車には最後まで活躍した30号機,「35-4000系客車」の甲種輸送を担当した33号機が含まれます.筆者も導入することになると思います.

 

1/18追記:

今回生産されるクーラーは旧製品には対応しないとのことです.中古で旧製品を入手された方はご注意ください.

 

筆者が最初に公開したYoutube動画です.

 

 

4枚目は1/80のEF66-100(4月)です.

また,ワム580000や「ネコロジー」コンテナが2021/11に緊急再生産となります.

ジオコレ製品(抜粋)

  • JR西日本のクモル145-1000などが,引退展示時の装飾シール付きで再販されます.動力は専用品ですので,お持ちでない方はこの機会に買いましょう.
  • キハ127型がオープンパッケージで再販されます.KATOのキハ122と並べろということでしょうか.連結には工夫が必要です.

グリーンマックス製品(抜粋)

  • 2013年ごろに運行された「まんぷく宝じま号」が2021/5以降に製品化されます.地元ではありますが筆者は一度も見た記憶がなく,この時期のラッピング車では「ONE PIECE」や「カープ応援ラッピングトレイン 2013」を待ちたいところです.
  • なお,2014年以降の「カープ応援ラッピングトレイン」には選手が描かれており,特に2018年までは2021年現在読売ジャイアンツでプレーする丸佳浩選手が描かれているため製品化は絶望的と言えます.地元の方には選手が描かれている方が親しみやすく,だからといって「カープ応援ラッピングトレイン」から選手を描かないように要望することはラッピング車の趣旨に反する可能性があります(*).
今回の焦点はなんといっても「さよならDD51貨物列車」を購入する決心ができるかどうか,というところです.ホッパーコンテナなどの分売は遠い将来になるケースも多いかもしれません.例えば,この製品に含まれる「JR表記のC36コンテナ」などは,JR初期の貨物列車に必要な存在であるにもかかわらず現在でも製品化されていません.
 
(*):一応リスクもあります.仮にラッピングに描いた選手が不祥事を起こした場合は直ちにラッピングを止めなければならないことです.実際に広島東洋カープでは2014年以降にシーズン中に不祥事を起こした選手がいました.