(KATOで地方を再現するには)
明日は11月5日です.そこで,115系である「KATO(赤箱) 10-931 115系1000番台岡山更新色タイプ」を紹介します.
現在はそうでもない部分がありますが,TOMIXやマイクロエースに比べるとKATOは金型の生産数を絞る傾向があり,特に地方で改造がなされた車両の製品化が難しいです.そのような中で,現在でも「ホビーセンターカトー」扱いの「赤箱」は既製品の塗り替えで「タイプ」とは銘打っているものの十分な出来をもち大変助かっています.価格がやや高く・値引き率が低くなる,通常製品と異なり予約しないと入手できない可能性がある場合はあります.なおこの製品も含め,以前は「ラウンドハウス」ブランドとなっていました.
なにはともあれ,これが発売された際にはびっくりしました.
ベンチレーターは残り,パンタグラフも通常製品と同等ですが塗装・表記は半自動スイッチも含めて綺麗です.スカートも通常品と異なりグレーとなっています.またシールも専用品で,先頭車の方向幕埋めも再現できます.
マイクロエース・TOMIX製品との併結を想定し先頭は増結用台車・TNカプラー装備としていますが,スカートが台車とともに曲がる仕様です.当時としては岡山の115系をできる範囲で再現したと思います.
そろそろ300番台の半自動スイッチ追加前や,1000+3500番台が欲しいところです.これらもKATOで発売される際には「赤箱」になる可能性があります.