これまでの板谷峠シリーズ KATO EF71&50系5両セット | 金屋代かずおのお部屋

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(レッドトレイン)

 

2022年1月にED78と50系が再販されます.福島〜米沢の板谷峠のシーンは人気があり,TOMIXも含めて繰り返し取り上げられています.そこで,筆者もKATO製のEF71と,50系5両セットを取り寄せてきました.この2製品は今回再販されません.

 

60Hz区間では見られないロングボディに貫通型の赤い電気機関車です.

KATOの50系は所属表記「仙フク」と,それに合わせた番号が印刷されています.また,KATO製品では靴ずり・ドアレールは初回製品の時点で印刷ずみです.

加えて編成端部でテールライトが光るオハフ50には重量・全検(57-12 富士重工)表記が印刷されています.これはTOMIX製品にはないものです.

KATO製品の方が遊びやすいとは思いますが,表記の関係でどうしても板谷峠を意識せざるを得ないというところが難点と言えます.筆者はこれが故にこれまで導入を躊躇っていました.一方で屋根はベンチレーターが一体成型であるため,必要であるなら屋根板を別売品に交換する必要があります.

(DD18ではありません)

人気がある板谷峠を再現する準備は整いました.末期は強力なEF71やED78が客車2〜3両を引いており,補機2両が必須で多くの車両が超える碓氷峠と異なり多くの車両を用意する必要が必ずしもないところで手軽であるとも言えます.

 

なお,実際の板谷峠は秋になると落ち葉による空転に悩まされ,過去にはクモヤ743がつゆ払いを(修正しました),現在は山形新幹線をダイヤ変更したり,719系5000番台を需要よりはるかに多い6両編成にするなどの対応がなされています.個人的には板谷峠区間(福島〜庭坂含む)の普通列車をすべて,必要であれば特急料金を徴収(あるいは自治体などを通じて還元)して在来線用の車両としては超高性能である山形新幹線用車両にできないかと思ってしまいます.