TOMIXから「ちくま・だいせん」が登場 | 金屋代かずおのお部屋

金屋代かずおのお部屋

周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(この感動を模型でもう一度)

(画像はトンネル内の「奥出雲おろち号」です)

 

2022/1/18追記:
おかげさまで,この記事は検索でよく見られています.「だいせん・ちくま」は導入しましたので,以下に紹介いたします.

 

本日(2021/7/9),広島県を中心に線状降水帯による大雨が降っていました.鉄道関連においても糸崎駅が冠水するなどの大きな被害がでており,実際に7/8の糸崎〜岩国間を中心とする区間の列車は終日全て止まっています.人的被害も心配されますが,まずは被害に遭われた方にお見舞い申し上げます.

 

さて,TOMIXから2021/12〜2022/2に発売される予定の製品が発表されましたが,筆者が注目した製品は一つのみです.

12・15系「ちくま・だいせん」(12月発売予定)

待望の急行「ちくま・だいせん」用の12・15系が発売になります.そのままで「だいせん」が楽しめる,スハネフ15*1,オハネ15*2,オハ12-3000*1,スハフ12-3000*1の5両セットと,繁忙期用増結・「ちくま」用のオハ12-3000の単品が用意されます.スハネフ15は吸気口塞ぎ板・薄型幌付き,オハネ15は非常口が帯が途切れて閉塞という,客車時代の「ちくま・だいせん」最末期の姿となっています.牽引機としてはKATOのEF65-1000(田端車)ややや異なりますがDD51 1043,TOMIX製品でもやや異なりますがEF64 77,さらには近日発売予定のEF65 1019などが挙げられます.「ちくま」の大阪〜名古屋はJR東日本のEF65,名古屋〜長野はJR貨物のEF64が牽引しており,最末期は更新車も使用されたほか,最終日にはEF65 1019とEF64 35(東海車・運用変更で使用)が並んだという逸話もありました(参考).現在でも再改造車が「奥出雲おろち号」で使用されています.単品のオハ12-3000は,ドア部分に帯のないオハ12型が必要な場合にも使用できそうです.

しかし,今回「だいせん」用の機関車は再生産されません.個人的には「なは」「あかつき」「彗星」をリニューアル再販して欲しかったところです.

 

TOMIX・ジオコレでは他にも多くの魅力的な製品が発表されていますが,TOMIXブランド製品は大体「KATO製品で足りる」「KATO製品の方が良い出来で期待できる」「話題性の高い車両の仕様変更再販」「1/80の製品」であるような製品ばかりであるため,期待される変更は行われていますが,今回は紹介は見送ります.特に,今回は完全新規製品まで登場していますが,確かにTOMIXで作られても良いモチーフで,運用範囲も広いのですが,果たして完全新規金型を製作するにも四苦八苦している可能性がある現在において「今それは必要か?」,というようなモチーフが作られてしまっています.数ヶ月前から計画されていたはずで仕方がないことはあると思いますが,このような事態になっている今,完全新規による国産フルリニューアルによるDD51を見たかったです.しかも,今回の新規金型と組み合わせて遊べる製品まで仕様変更再販されており,使いようによっては走行線区で年に数日しか運行されていないような長い列車が再現されそうな気がします.実際にはこれら2列車が連結されたことはありませんのでご注意ください.

今後の更新予定

  • 「EF65 111」は購入しますので,到着後レビュー記事を書く予定です.なお,7/8現在も販売中です.
  • 筆者は去る5/4に「DLやまぐち号」に乗車したことを申し上げます.夏季運行ではさらなる施策が実施されますので,これも紹介しながら旅行記を書こうと思います.
※7/9に追記修正を行いました.
※筆者は「トミーテックLIVE」を音声付きでリアルタイムでチェックできません.「トミーテックLIVE」では音声のみで製品に関連する思い出話などが展開されている場合もあるため,聞いた方は製品企画に対する印象が異なるかもしれません.
※次回の「トミーテックLIVE」は9/9です.8月分は行われません.