(4ヶ月で38両リリースの過密スケジュール)
(画像は筆者の知人撮影・許可を得て掲載)
前回の記事には大変大きな反響をいただきました.いつも「金屋代かずおのお部屋」をご覧いただきまして,誠にありがとうございます.当ブログでは「地域の鉄道事情」「Nゲージ鉄道模型」の話題が主となりますが,今後も話題を広げていきたいと思います.
本日は,Nゲージ鉄道模型メーカーの一つである「トミーテック」から,2021/12〜2022/1に発売される製品が発表されましたので紹介します.特にTOMIXブランド製品は仕掛品が多く,調整が2021/10〜11に当てられ,早くも半年先の製品の受注開始となりました.
それでは見ていきます.特記なしは2021/12発売予定です.
記事公開時点で筆者が導入を決めている製品は赤色で,導入を検討している製品は緑色で表示します.なお,緑色表示の製品でも必ずしも導入されるとは限りません.
今回は翌日にKATO製品の発表があったため,その後に製品の導入検討を行いました.また,その際に一部間違いを修正してます.
1枚目
東海道・山陽・九州新幹線用の車両です.
- 2021/3/14に行われた,車載レーザー光線イルミネーションと花火などを使用した大規模なイベント「流れ星新幹線」に使用された800系U4編成が製品化されます.流れ星の模様に公募されたメッセージを載せたデザインがラッピングされ,新型コロナウイルス感染症の影響が長引く中,2011年の九州新幹線全線開業時に制作されたCM「祝 !九州!」を彷彿とさせる大規模イベントは,九州の皆さんが一体となる貴重な機会であったと思います.イベント後は2021/5までラッピング列車として運行されていました.
- JR西日本所属のN700S-3000系(H編成)が早くも製品化されます.先日発売になったJR東海所属のN700S-0系の製品同様,車番以外の表記は印刷済みです.H編成は2編成しかないため,座席は「1323席」仕様になるはずです.
しかし,TOMIXは昨今新幹線の製品を多数仕掛けています.9月発売予定で700-0系「AMBITIOUS JAPAN」もありますので,東海道・山陽・九州新幹線の製品は都合4ヶ月に38両用意されるという大変厳しい状況になっています.全て購入するのは難しいのではと思います.また,これらのモチーフはKATOでも製品化しうる,ということに留意します(それゆえに,今回のモチーフは緑色表示となりました).KATOのN700Sは「1323席」「1319席」どちらで出てくるのでしょうか??
7/11追記:「流れ星新幹線」はKATOからも製品化され,そちらの方が価格が安くなっています.一方,ポポンデッタではTOMIX専用の「流れ星新幹線」用室内灯が発売されることが発表されました.
2枚目
3枚目
- イベント兼用車両「山明」「紫水」に改造された1790・1791番車が製品化されます.企画意図は宗谷本線の初夏の臨時急行「花たびそうや」と思われ,ヘッドマークが付属しますが,北海道では2020年・2021年とも初夏の観光シーズンに新型コロナウイルス感染症が猛威をふるっていることもあり,「花たびそうや」は2020年の設定以降,一本も運行されたことがありません.模型ではキハ56(セット品)の「特急」幕も使えてしまいます.
- 「北の40記念乗車券」で募集されていた復刻塗装(宗谷急行色)を施された1747番車に,未更新ながらタイフォンが撤去された729番車がセットで,2022年1月に登場します.タイフォンが撤去された姿であるものの,キハ40-700の登場は久しぶりです.