カニ22の成れの果て TOMIX 98638 カニ25 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

配電盤がひかり,テールマークも程よい明るさです.

(車両の向きが逆であることはご容赦ください)

 


カニ22型はあれこれ詰め込みましたので,かなり重い車両となってしまい,ついには24系25型の追加電源車として改造されてしまいました.これがカニ25型です.2018年にTOMIXから発売され,そのギミックが注目され,一時期「ふるさと納税」の返礼品になる程(現在は終了)でしたが,最近になって注目を浴びたと思っている製品です.

カニ25は当初,新大阪〜西鹿児島・長崎で運行されていた「あかつき」の鳥栖〜長崎用電源車でしたが,後に向日町に転属され,「明星」「彗星」で使われました.

「マヤ20(少し違いますが)」「カヤ27」のように,先代の寝台車用の電源車が,次代の寝台車の電源車に転用された例です.

 

KATOのカニ22と並べてみます.模型仕様としても色々異なります.

KATOの20系は必要十分な出来でありますので,TOMIXの20系は急行などの晩年の姿が良いのではないかと思います.KATOのカートレインがいまいちな出来になっていると思っている理由の一つが,このカニ25(とワキ10000の車間間隔)にあります.

牽引機はEF65のPF型の他,EF58も使われていました.

客車は25型の0番台が6両入っており,民営化後JR西日本で「日本海1・4号」「つるぎ」「銀河」で使用できる番号を選びました.今後も役に立つと思います,

 

筆者にとっては初の「あかつき・彗星・なは・明星」用の車両です.

当初はKATO製を待とうかなとも思いましたが,ことカニ25に関しては,「クハ481-500」などと同様,カニ22のAssyパーツを紹介されて「見立てて遊んでください」と提案されそうな気がします.買って良かったと思います.