2021/12/18追記:実際に使用可能になるのは2022/3/12です.この記事を書いた時期からかなりの時間が経った気がします.
2022年春からの話です.
現在,中庄(倉敷の一つ前)〜南岩国[1]で使用できるICOCA(および共通利用できる,いわゆる「交通系ICカード」)ですが,ついについに山口県に本格進出です.
徳山までの各駅で使用できるようになります.
広島東洋カープの2軍本拠地の最寄り駅「由宇」,周防大島の最寄り駅「大畠」,四国行きの船がある「柳井港」,そして柳井・光・徳山までの行き来が楽になります.
徳山からは尾道まで使用できます[2].広島での買い物・スポーツ観戦に,わざわざ切符を買わなくて良くなります.とはいえ,この区間ですと新幹線が便利でしょう.
この列車ももちろんICOCAで乗ることができるようになります.
追記:2020年度ダイヤで,運用どころか列車がなくなりました.
さて,導入されるものがあるということは,なくなるかもしれないものがあります.
柳井駅には石造改札口があり,通勤通学時間帯には使用されることもあります.今回は名言されていませんが,(読み取りリーダではなく)自動改札機が設置される可能性があります.設置するとすれば,この石造改札口のスペースに置くことが考えられます.
設備の進化は必要です.
定期券にももちろん対応します.ICOCA専用の「赤ヘルきっぷ」などが企画されると,少しは広島都市圏の混雑対策になるのではないかと思います.
情報源
https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/11/page_15212.html
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[1]:ICOCA利用区間には最大200kmの制限があります.南岩国からの使用範囲は,中庄までです.清音・金沢・新宮まではいけません.
[2]:山陽本線(柳井)経由の場合です.岩国以西〜櫛ヶ浜以東を連続して乗車する際,運賃は岩徳線経由のキロ数で計算しますが,ICOCAのキロ数・選択乗車については名言されていません.岩徳線経由でICOCAの有効キロ数を計算する場合は広島県最東端の「大門」までになります.なお,間違いがありましたので修正しました.