2019/7/14 道路を走る鉄道車両見学プロジェクト 車両詳細編 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

まず,本日7/18に起こりました京都アニメーション放火事件の犠牲者にお悔やみ申し上げます.20名以上が亡くなっていますが,日本文化を担ってきた貴重な人材が失われており,犯人は絶対に許すべきではありません.

 

本日は,7/14に大盛況のうちに終了した,下松市の「道路を走る鉄道車両見学プロジェクト」で輸送された車両の詳細画像をお届けします.

今回の画像を撮影できた方は,関係者・報道関係者・特別観覧車のみで,非常に貴重なものです.

本編は以下のリブログをご覧ください.

車両を詳しく見る

今回輸送された車両,縦長の構図で見るとこんな感じです.カラーリングの関係もあり,アヒルを思い起こす実に愛嬌のある姿となっています.
輸送に差し支えがあるパーツには養生テープが貼られていました.使用している部品をよく見ると,日本の車両でもよく見るものとなっています.
しかし,妻面の電気配線が日本の車両の通し方と異なるなど,日英の設計思想の違いも感じられます.
もちろん,注意書きはイギリス語(=英語)表記です.
塞がれている窓が何個もあります.このスペースには何があるのでしょうか,気になります.
何かしらの信号装置と思われます.安全確保に洋の東西はありません.
電気装置です.こちらも日本の車両でよく使われているものです.さすがに中身はイギリス仕様となっています.

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この独創的なデザイン(意匠)は表彰を受けたようです.1台目のトラックに誇らしげに掲げられていました.
日立製作所には消防車が配備されていました.広い工場,何が起こるかはわかりません.(立ち入り可能エリアから見える場所から撮影しました.)
 
(京都アニメーションもそうですが)日本の技術者の実力,そして鉄道車両だけにいかに安全に配慮されていたかということが,これだけを見てもよくわかります.
改めまして,関係者の皆様,当日は誠にありがとうございました.
 

動画

こちらにも高い反響をいただいております.