下松市英国高速鉄道車両陸送見学 クラウドファウンディング開始 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

2019/7/17追記:無事終了しました.

こちらをご覧ください.

 

来たる7/14[1]に下松市で行われる,日立製作所製のイギリス高速鉄道車両陸送見学イベントのクラウドファウンディングが,6/1から始まりました.

 

https://readyfor.jp/projects/tetsudokudamatsu

 

のサイトで募集をしています.500万円を7/1までに集めるという計画になっています.

 

個人向けには5,000円から10万円の8コースがあり,返礼品としてグッズ,当日の写真集・DVD,当日の陸送および日立製作所構内の特別見学会,打出し板金記念プレートなどが用意されています.

 

2017年に行われた前回のイベントでは約3万人の来場者があったようです.当日は猛暑または大雨が見込まれる中,可能であれば特別見学を行いたいところですが,これを申し込むには5万円のコースを選ぶことになります.

決して安い金額とはいえませんが,

  • 3回目のイベント企画が困難であること[2]
  • 鉄道文化を根付かせるために必要なことを行動で示すこと

から,迷...わず申し込みました.執筆日現在ではまだ数件の申し込みしかありませんが,仮に数千円〜1万円程度の寄付の返礼であればすぐに完売になる上に,資金があまり調達できないことが想像できるため,価格設定は理解できます.

なお,特別見学は100名(+打出し板金記念プレート付き10万円コースで10名+α)限定となっています.

 

また,当日の予定も発表されています.

10:00ごろに日立製作所を出発し,約2キロの道のりを1時間かけて,2台を輸送することになっています.

 

当日の露店出店者が募集されています.クラウドファウンディングに協力しない場合でも,露店や地元商店を利用することが,このイベントの趣旨に叶います.

駐車場はありますが,混雑が予想されるため,公共交通機関を利用すると良いと思います.

 

それでは,当日はよろしくお願いいたします.

 

最後に,2018年に行われた日立製作所の公開で展示されていたイギリス高速鉄道車両 "Azuma" の画像[3]を添えて,この記事を締めます.

 

デザインはイギリスですが,よくよく見てみると日本の車両に使われている部品が使われています.

 

このイベントに関する下松市の記者会見はこちらをご覧ください.

 

[1] 奇数月第二日曜ですが,筆者の「鉄道もけい展示会」は,前日までに陸送見学が中止が決まった場合を除き,企画しません.

[2] 製造が終盤に差し掛かっていることもあり,「英国高速鉄道車両の陸送見学は今回が最後です」とアナウンスされていますが,この手のイベントの企画実行には非常に手間のかかる折衝を長期間かけて行っているが容易に想像できます.また,日本の鉄道車両(新幹線・在来線・民鉄にかかわらず)をこのような形で見学させることは警備上の問題があり,できないと考えています.
[3] 日立製作所笠戸製作所の構内は通常撮影禁止ですが,工場公開・今回の特別見学では撮影ができます.ただし,構内の「歴史記念館」ではこの場合でも撮影はできません.