令和元年5月4日 令和の筑豊の鉄道 1/3 筑豊鉄道・平成筑豊鉄道伊田線(1) | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

先日の予告通り,レポートを始めます.

 

415系12両快速

まずは小倉駅へ行きます.この時間帯では乗っておきたい列車があるので,新幹線を「2駅分」利用して行くことにしました.

 

当ブログでは頻繁に言及している,小倉7:11発快速列車南福岡行き(3323M)です.415系12両編成の,JR九州では最長となる他,415系1500番台の,昭和(国鉄)末期生まれながら重厚なモーター音も魅力の一つです.

本日はFo126+Fm1617+Fm1616で運行.筆者は11号車となるモハ415-1516に乗車しました.ついつい,八幡手前の大カーブではこんな写真を撮りたくなります.

そして,黒崎に着きました.

 

筑豊電鉄

黒崎からは筑豊電鉄に乗ります.黒崎駅は互いに少し離れています.
新型の5000系がやってきました.車体色はグリーンのほかピンク・ブルーがあります.が,これには乗らず,
主力の3000型がやってきました.ラッピングなどが施されることも多い車両です.が,これにも乗らず,
旧型の2003号がやってきました.西鉄北九州線の車両を改造して作られた車両としては,最後の車両となり,現在は朝ラッシュ時に活躍しています.
ここで,その2003号を様々な角度から撮ってみます.

これに乗って行きます.

黒崎駅を出ると右手に車両整備工場があります.同じく旧型で,運用を終了した2002号車の姿がありました.

筑豊鉄道は路面電車の車両を使用していますが,「軌道」ではなく「鉄道」で,全線専用軌道の複線で,中には高架駅もあります.

訳あって,途中の駅で降りました.

というのも,対向の電車が「令和」「平成」のヘッドマークをつけているためです.

直方側からはこんな感じです.

そして,この駅から一気に筑豊直方を目指します.朝方は途中の筑豊中間や楠橋(車両基地があります)で折り返す電車があり,筑豊直方へ向かう電車は意外と少ないです.

遠賀川を越えると,

筑豊直方駅に到着します.しかし,この筑豊直方駅,JRの駅から離れた場所にあります.案内はほとんどなく,ひたすらに線路を目指すしかありません.

JR直方駅に到着します.元大関魁皇(現浅香山親方)の銅像があります.この町一番の有名人です.

福北ゆたか線の特急「かいおう」の名前の由来になっています.ちょうど,「かいおう5号」が出発して行きました.

ここで事前に購入していた,「ありがとう平成フリーきっぷ」を有効化します.平成筑豊鉄道の車両は,ロングシートが主体でクロスシートが2組だけありますが,クロスシートは優先席です(クロスシートがない車両もあります).なお,トイレはありません.

乗る列車は407号「マクセル号」です.車内もマクセルの技術に関する広告で占められています.

筑豊本線と並行する,堂々の複々線(複線2組)を通って行きます.複々線に見えるのは,直方〜南直方御殿口のみで,この先,平成筑豊鉄道は遠賀川を渡ります.

非電化複線に小さい駅という,まるで鉄道模型のような光景を進んでいきます.

車両基地があり,この日の「春のへいちくまつり」の会場である金田駅に到着しました.ちょうど,「ことこと列車」が仕込みをしていました.

 

第二章へ続く