先日の予告通り,レポートを始めます.
415系12両快速
まずは小倉駅へ行きます.この時間帯では乗っておきたい列車があるので,新幹線を「2駅分」利用して行くことにしました.
当ブログでは頻繁に言及している,小倉7:11発快速列車南福岡行き(3323M)です.415系12両編成の,JR九州では最長となる他,415系1500番台の,昭和(国鉄)末期生まれながら重厚なモーター音も魅力の一つです.
本日はFo126+Fm1617+Fm1616で運行.筆者は11号車となるモハ415-1516に乗車しました.ついつい,八幡手前の大カーブではこんな写真を撮りたくなります.
そして,黒崎に着きました.
筑豊電鉄
これに乗って行きます.
黒崎駅を出ると右手に車両整備工場があります.同じく旧型で,運用を終了した2002号車の姿がありました.
筑豊鉄道は路面電車の車両を使用していますが,「軌道」ではなく「鉄道」で,全線専用軌道の複線で,中には高架駅もあります.
訳あって,途中の駅で降りました.
というのも,対向の電車が「令和」「平成」のヘッドマークをつけているためです.
直方側からはこんな感じです.
そして,この駅から一気に筑豊直方を目指します.朝方は途中の筑豊中間や楠橋(車両基地があります)で折り返す電車があり,筑豊直方へ向かう電車は意外と少ないです.
遠賀川を越えると,
筑豊直方駅に到着します.しかし,この筑豊直方駅,JRの駅から離れた場所にあります.案内はほとんどなく,ひたすらに線路を目指すしかありません.
JR直方駅に到着します.元大関魁皇(現浅香山親方)の銅像があります.この町一番の有名人です.
福北ゆたか線の特急「かいおう」の名前の由来になっています.ちょうど,「かいおう5号」が出発して行きました.
ここで事前に購入していた,「ありがとう平成フリーきっぷ」を有効化します.平成筑豊鉄道の車両は,ロングシートが主体でクロスシートが2組だけありますが,クロスシートは優先席です(クロスシートがない車両もあります).なお,トイレはありません.
乗る列車は407号「マクセル号」です.車内もマクセルの技術に関する広告で占められています.
筑豊本線と並行する,堂々の複々線(複線2組)を通って行きます.複々線に見えるのは,直方〜南直方御殿口のみで,この先,平成筑豊鉄道は遠賀川を渡ります.
非電化複線に小さい駅という,まるで鉄道模型のような光景を進んでいきます.
車両基地があり,この日の「春のへいちくまつり」の会場である金田駅に到着しました.ちょうど,「ことこと列車」が仕込みをしていました.