【再録】KATO京都駅店 キハ58 広島色 | 金屋代かずおのお部屋

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本日は,金屋代文庫サイトで,2018/6/27に掲載した記事を再構成してお届けします.TOMIX製広島色気動車の購入検討にどうぞ.

 

 

 

KATO京都駅店から2018年6月に発売された,新製品のキハ58系を塗り替えた特製品「広島色」を紹介します.製品情報はこちらになります.帯や車番が印刷になっておらず,まさに手作りの逸品といえるでしょう.そのせいか,少量生産によりすぐに受付が終了しただけにとどまらず,車体にくっきりとした跡が見えるなど,お世辞にも出来がいいとは言えません.これらの特製品は,メーカーが公式に企画したことに感謝することが最大の動機になるでしょう.正直,同じJR西日本広島支社の車両であれば,赤色か緑色の「広島急行色」の方が相応しかったのでは?と感じられます.(白地に緑帯の「みよし色」ではありません.こちらは通常流通品で製品化していただきたいところです.)

製品にはご丁寧にJR無線アンテナが付属していますので,足を切って直接接着しました.色の解釈は後ろに写っているTOMIXのキハ40更新色の方が実車に近いのではと思われますが,この製品の色の解釈が間違っているとは私は思っていません.

なお,TOMIX製品との連結には,キハ58アーノルド・ナックルカプラーセット2軸貨車用TNカプラーを使用します.

簡単ですがこんなところです.なかなか難しいと思いますが,チャレンジングな企画を実行していただいたことに感謝します.

 

(再録はここまで)

 

当時はTOMIXから広島色が再販されるとは想像すらつきませんでした.しかし,この製品は持ち続けようと思います.

KATO京都店では,その後もキハ58系の塗り替え品を次々と企画しています.店舗の立地上西日本地区の車両ばかりになると思われますが,まだ製品化されていない塗装(大糸線色など),あるいはTOMIXが限定品でのみ製品化した塗装(先述の広島急行赤色など)がありますので,見逃せません.

 

※広島鉄道管理局・広島支社の車両は,広島県(広ヒロ・広島機関区など)と山口県(広セキ・広クチ・幡生機関区厚狭派出など)に分けて紹介する予定です.