どうも、漫才協会映画部の金谷ヒデユキです。


誰にもオススメされてないけど、映画「ぼっち・ざ・ろっく」を見て来たよ。

 

 

朝ドラ「虎に翼」の脚本を担当してる吉田恵里香さんが、この映画の脚本も担当してるって事を知り「それなら面白いに違いない!」と確信して見に行って来ました。

 

面白かったー。

 

ひきこもり女子がヒマすぎてギターの練習に没頭し、演奏してる映像をネットにアップしたら大人気に。


「あー、こんなあたしでも認められたー。あー、次はバンドやりたいバンドやりたい誰かと一緒に演奏したいー」とメンバーを探そうとするけど、人見知り過ぎて玉砕。

 

「あー、やっぱりあたしの居場所はネットの中にしかないんだー」と落ち込んでたら、ひょんなきっかけでバンドに誘われる。

 

「えー、えー、えー、いいんですかいいんですか?バンドに参加できるんですかでもでもでも、こんなあたしみたいな陰キャが参加したら浮いちゃうし迷惑かけちゃうしまた嫌われてひとりぼっちになちゃうかな?でもやりたーい!ネット上ではギター上手い上手いってみんな褒めてくれるしー、私のギターの腕をみたらきっとみんなビックリするよー」と、いざスタジオで音出してみたら最悪。

 

人見知りすぎて人と目も合わせられないし、いつもひきこもって一人で演奏してるから、他の人の音を全然聞いてない。全然バンドの音にならない。


分かるわー!めちゃくちゃ分かるわー!

 

こういう人いっぱいいるわー!漫才師にもいるわー!相方のセリフ全然聞いてないヤツいるわー!役者でもいるわー!共演者のセリフ全然聞いてないヤツいるわー!なんなら自分も昔はそうだったわー!

 

共感ポイントだらけ。

 

でも、引きこもりが一歩だけ前に出る。怖いけど何かを始める。


「ぼっち・ざ・ろっく」も「ルックバック」も「アイアム・ア・コメディアン」も、みんな共通してたなー!

 

そしてモデルになったライブハウス、下北沢シェルターだよ。


懐かしいー!


もうおっさんになっちゃったバンドマン、下北シェルターの楽屋にゴロゴロいたバンドマン達にも刺さるはず。おっさん達にもオススメのアニメです。