最近話題になってる「吉本鎖国」問題。

吉本興業以外の事務所に所属している芸人は吉本の劇場に出演出来ない。逆に吉本興業所属の芸人は他の事務所主催のライブには出られない。
 
今までは明確な決まりはなく、暗黙の了解で認められてたけど、それが厳しくなったらしいよ。

実態を調査するため、吉本興業の劇場、神保町よしもと漫才劇場へ突撃してみました。
 

 

確かに吉本所属の芸人ばかりでした。

吉本鎖国時代のはじまりだ!


 

しかーし!

 

吉本興業所属の芸人と、吉本以外の芸人が共演できる場所がある!

 
 
吉本興業所属の「三浦マイルド」と漫才協会所属の「金谷ヒデユキ」が広島で共演するよ!
 
日本という国そのものが他国との交流を断っていた「元祖鎖国時代」に、唯一国交が許されていた長崎の出島。

「広島お笑いライブ ワンチャン」は令和の出島だ!
 
吉本問題が解決された後は、漫才劇場の隣にある神保町シアターへ。
 
今日の推し活!
 
僕にとっての究極のアイドル、梶芽衣子さん主演映画「女囚さそり701号 恨み節」を見て来ました。
 
 
女囚さそりシリーズ最終作。
3本目までを手掛けた伊藤俊也監督のシナリオに納得いかず、梶芽衣子さんが日活所属だった時代に「女番長 野良猫ロック」を撮った長谷部安春監督を召喚して撮影した映画です。
 
 
梶芽衣子Tシャツを着て鑑賞。
オープニングから大興奮。
 
♪バカな、バカな、バカな女の~恨み~節~
 
一緒に歌いたかったー。絶叫上映やってくれないかなー。
 
その後は、前から気になってた映画「鬼畜」。
 
 
想像してたのと違った!
主演の緒形拳が気弱な男だった。
 
弱っちい男が、周りの状況で鬼畜に変わっていく姿が、よりいっそう怖い。最初っから鬼畜より、普通の人間が鬼畜に変わっていく方が怖い。
 
誰でも鬼畜になりうるからこそ怖い。
 
主演の緒形拳も岩下志麻も「こんな役はやりたくない」って最初は断ったらしいよ。
それが結果として代表作になり、後の俳優業にもつながっていく。
 
誰でも鬼畜になりうるし、誰でも名優になりうる。良くも悪くも人には無限の可能性がある。
 
そんな事を思わせてくれる映画でした。
 
映画館を出たら雪が!
 
まるで梶芽衣子主演の映画「修羅雪姫」のワンシーンのようでした。
 
 
 
♪涙はとうに~捨てました~