昨日、おぼんこぼんのおぼん師匠から聞いたM-1グランプリの感想。


「全部は見られんかったけど、あいつらオモロかったなー。棲み家」


棲み家?

そんなコンビいた?

我が家の間違いか?


「決勝出とったやん」

師匠、それ、さや香です。


「そう!そう!そんな名前。その棲み家がー、」もう棲み家で良いよ!


とにかくおぼん師匠は、さや香推し。


確かにさや香の漫才、完成度高かったー!


でも優勝したウエストランドの何が凄かったかと言うと「お笑いにメッセージ性なんかいらない!」っていうセリフ。


この言葉自体に「メッセージ性なんていらない。お笑いは面白さがすべてだ!」っていう強烈なメッセージが含まれてる。


このメッセージが見てる人たちの胸に突き刺さって会場にうねりをもたらし、それによって純度100パーセントの笑い、メッセージ性という名の不純物を含まない笑い、をやった他の演者がワリを食っちゃった。


「賞レースにおいてはメッセージ性のある笑い、ドラマ性のある出演者の方が有利」って事を逆説的に証明してしまったウエストランド。


そして、そのウエストランドに対し「あなた達はスターになります」と言った立川志らく師匠。


かつて立川談志師匠が爆笑問題に言った「お前ら天下取っちゃえよ」って言葉を絶対意識してるよね!


そういうメッセージだよね!