昨日は映画を2本見てきました。
1本目は今村昌平監督「エロ事師たちより 人類学入門」。
原作は野坂昭如の小説。
生活のため、エロ仕事全般を請け負う男を演じる小沢昭一がハマってる。
エロテープ、エロ写真、エロフィルム。
「昭和の全裸監督」だ!
その内縁の妻が坂本スミ子。
「楢山節考」でのおばあさん役しか知らなかったけど、若い頃の坂本スミ子が妙に色っぽい。
そしてもう一本。
「ハッピーエンディングス」。
全編即興映画「鳥を見にいく」「はじめての映画」2本のオムニバス。
「鳥を見に行く」の方、やけに懐かしい気がするなーと思ったら、ロケ地が榛名湖だ!
映画「ロボット修理人のAi(愛)」を撮影した場所だ!
「あー、あのレストランの同じ席で撮影したよ」
「あー、あの椅子、俺も座ったよ」
「あー、あの店で昼休憩したよ」
そのうち映画の中に自分が登場してきそうな親近感。
「はじめての映画」の方は、映画「無限ファンデーション」でも即興撮影をした大崎章監督作品。高校の先輩です。
俳優同士がその場の感情をぶつけ合う即興映画。感情が動いていかないと何も起こらないので、ある意味フィクションの形を借りたノンフィクション。
台本があれば時間をかけて感情を作っていくことも出来るけど、即興なので瞬発力がいるよなー。
監督に「即興は若い人の方が上手いですねー」って聞いてみたら「年齢を重ねると色々考えちゃうんですよね。若い方が感情のまま動ける」って言ってたよ。
生きること自体も即興なので、年齢重ねると考えちゃうよね。
なるべく感情のままに動きてえなー!
即興人生うまくなりてぇー!
今日は映画館からの浅草東洋館。
なるべく即興で生きてみまーす!