昨日は夏の青春映画を3本ご紹介したので、今日は青春本をご紹介します。

小川淳也議員のインタビュー本「本当に君は総理大臣になれないのか」。
 

 
ドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」に出演していた小川議員。
 
 
この映画見た時「えーっ、こんなに正直な政治家っているの?」ってビックリしました。

まわりのみんなが口をそろえて「まっすぐ過ぎて政治家に向いてない」と言い切る。実の父親も、奥さんも、子供たちも。
 
「ホントは選挙なんか出て欲しくない」と言いながら全力で応援。本人も「政治家なんかやりたくない、でも日本を変えたいんだ」。
 
ずーっと青いままの「アオハル政治家」です。
 
映画の中では「総理大臣になって何をするか」具体的な政策は語られなかったけど、この本の中では具体的な政策を詳細に語ってます。

本当に壮大な政策で「実現したら確かに変わる!」って思うアオハル君と「いや、確かに実現したら凄いけどムリでしょ」って思うオッサンが、心の中でせめぎあい。
 
でも最初のとっかかり「党議拘束をなくす」「政権与党の事前審査を廃止」っていう二つだけでも実現したら大きく変わるよなあって気がするよ。

「党議拘束」ってのは与党でも野党でも所属する政党の執行部が決めた内容にしたがって投票すること。「アイツは与党だから賛成だな」とか「アイツ野党だから反対だ」とかに縛られず、議員ひとりひとりが自分の考えで投票する。上の決めたことに従わなくていい。
 
「政権与党の事前審査」ってのは、国会で質問する時あらかじめ「こういう質問します」って提出して「その質問ならいいよ」って言われたものだけを質問する。いわば出来レース。答える方は「こういう質問するよ」って分かってるから台本丸読みで全然面白くない。それをなくせば国会が面白くなる。
 
この二つが実現するだけでワクワクするよ。派閥の駆け引きとか、台本丸読みとかなくなるよ。

要は「根回しやめてガチでやろーぜ!」「ホンネでぶつかろーぜ!」って事だ。青いねー!アオハルだねー!
 
小川議員、過去の歴史から学び、未来へ持続可能な世界を目指す「縦のコミュニケーション」が上手。

でも野心だらけの周りの政治家とは上手く連携できない。「横のコミュニケーション」が苦手。
 
でも、そこがいい。
 
「アオハル政治家」小川議員の本。気が向いたら読んでみてー。
 
そして今週末は「アオハル」ピン芸人が大集合。「未来へ持続可能な」ネタをお届けするよー。
 
 
そして翌日の8/29(日)は映画「ロボット修理人のAi(愛)」、高崎電気館でアンコール上映。

11時~と、14時~の二回。一回目の上映後にはリモート舞台挨拶で登壇します。
 
こちらも「未来へ持続可能」な、アオハル映画です。
 

 

こちらのnoteも更新しました。

声優としての目線から書いてみたよ。気に入ったらフォローもよろしく!