どうも!最近は昭和の映画にどっぷりつかりっぱなし、
金谷ヒデユキです!
 
しょっぱな、
まずは寅さん映画を全50作見終わって
そっから仁義なき戦い本編5部作、
新仁義なき戦い3部作へと進み、
 
その後は黒澤映画を
「虎の尾を踏む男達」
「野良犬」
「羅生門」
「生きる」
「七人の侍」
「蜘蛛巣城」
「隠し砦の三悪人」
「悪い奴ほどよく眠る」
「用心棒」
「天国と地獄」
「どですかでん」
「八月の狂詩曲」
と、一気見しまして、
 
今度は岡本喜八監督の
「日本のいちばん長い日」
「血と砂」
「ダイナマイトどんどん」
小林旭の「ギターを持った渡り鳥」
「大草原の渡り鳥」
 
菅原文太に戻って「県警対組織暴力」
クレイジーキャッツの「ニッポン無責任時代」「クレイジー黄金作戦」と来て、
高倉健の「昭和残侠伝」を経て、
ついに最高傑作にたどり着きました!
 
梶芽衣子の女囚さそりシリーズ!
 

 

この映画、全然知らなかったけど、ぶっ飛んでる!

 

なにしろ主人公ナミ役の梶芽衣子がほとんど喋らない。

怖いもの知らずだった頃の沢尻エリカくらい喋らない。

 

いや、もっとだ。それ以上だ。

ゴルゴ13くらい喋らない。

ラジオだったら放送事故だよ。
 
そして映像が狂ってる。
 
 
これ、謎の老婆の口を借りて、女囚たちの罪が語られるシーンです。唐突に現実から幻想へ。
 
三味線の音色に乗せて、浪曲のような、義太夫のようなメロディで老婆が歌い出す。
 
♪一の女は~ホレた亭主の浮気憎さに~我が子を殺す罪深さ~(ベンベン)
次の女は~連れ子イビリの~若い情婦の首を絞めたる情けなさ~(ベンベン)
三の女は~
 
って続いてくんだけどさ、
これってミュージカル映画「シカゴ」の刑務所シーンと一緒だ!
 
去年やった舞台「チカコ」の中でも人物紹介としてやってたから、たぶん間違いない!
 
あー、女囚さそりのファンだーって人近所にいないかな。女囚さそりの話をしたい。梶芽衣子について語り合いたい。
 
それよりもまず第一作目の「女囚701号/さそり」が見たい。
第二作三作は見たんだけど、第一作だけいつも貸し出し中なんだよねー。
近所のレンタル店で、かれこれ一週間貸し出し中。
 
女囚さそり借りてるそこのあなた!
そう、あなたですよ!
モタモタしてないで早く返して!
 
そしてたぶんあなたとは話が合う。
一緒に女囚さそりを語り合おう!