9時半開場だったので9時ちょっと前に行ってみたんだけど、すでに100人を超える大行列。
やっぱり印象派は人気あるなー。印象派を見たくてしょーがない「印象派ジャンキー」がこんなにいるのかー。
私が並んだ後もどんどん伸びる大行列。それにしても異常な人数だな?
と思ったら、その日はなんと65才以上は無料で観覧できる「シルバーデー」でした。
そんなのあるのか。
どうりで平日の浅草東洋館の客席みたいな光景だったよ。
中へ入れば印象派の絵がずらーり。
印象派ってのを分かりやすく言うと「本物そっくりに描くんじゃなくて自分が感じたように描く」って事を主張した人たちの集まり。だと思ってます。
それ以前の絵画の世界への革命。
つまりはプロレスで言うところのUWFですよ!
印象派の中でもメジャーなのが「モネ」と「ルノワール」。
例えるならばちょっと年上の「モネ」が「前田日明」で「ルノワール」が「高田延彦」。
「印象派の父」と呼ばれながらも、8回あった印象派展に一度も出展していない「マネ」。
プロレスで例えると「後から俺が行くから先にUWFで待っとけ!」と言いながら一度も出場せずUWFを見捨てた男。「アントニオ猪木」が「マネ」です。
そして地味ながら8回の印象派展にすべて出展し、我の強い印象派のメンバーたちを上手くまとめていた「ピサロ」こそが藤原組長。
「俺は他のヤツラと違って外で描かずにアトリエで描くぜ」と周りと馴染まなかった「ドガ」は佐山サトル。
そんなに絵は描かないけど他の画家たちに資金援助していた画家「カイユボット」が宮戸優光。
今回の展覧会「藤原組長」こと「ピサロ」の絵と「佐山サトル」こと「ドガ」の絵が良かった。組長バンザイ!
〈今日気づいたこと〉
印象派に興味ある人はプロレスに興味ないし
プロレスに興味ある人は印象派に興味ないので
この例えは誰にも伝わらない可能性大
またね!