朝ドラ大好き、金谷ヒデユキです!
NHKの朝ドラ「なつぞら」って見てますか?
北海道から上京してアニメーターを目指す女の子の話なんだけど、時々音声収録のシーンが出てくるんですよ。
今日の放送でも収録シーンが出てきました。
主人公なっちゃんのお兄さんが、声専門の事務所、いわゆる声優プロダクションを立ち上げるというお話。
その事務所の役者が音声収録に挑むシーン。
今と違って音声収録も丸々一本通し録り。
失敗したら最初からやり直し。
放送の中でも「セリフなまってるよ!」って怒られたり、画面上の人物がしゃべり終わってもまだ喋ってて録り直しになったり。
それを見てたら昔の記憶が蘇って来ました。
10年くらい前かなー、とある海外ドラマで先輩の声優、若本規夫さんと共演した時の話。
サザエさんのアナゴさん役や、すべらない話のナレーションでお馴染みの若本さん。
「マ~~~~~~~スオく~~~~~~ん」
「人志~~~ま~つもとの~す~~~~べらなあ~~~~~~~~い、はっなっしぃいいいいいい」
ねばっこい喋りが特徴的な若本さん。
ワタシが演じたのは若本さん演じる殺人鬼に刑務所内で首を絞められ殺される役。
台本上では、
「お前を殺してやる」
「やめろ」
「死ね」
「ううっ(絶命)」
という掛け合いだったのですが、さすがねばりの若本さん
「お前を~~~~~~~こ~ろ~してや~~~るぅううううううう」
セリフが言い終わるの待ってたら、ワタシがやる役、もう画面上で死んでました。
無言で絶命。セリフ喋れず。
何も言えずに収録終了。
以上、ヒデユキ~~金谷の~~~~
喋れな~~~~かった話~~~、でした。