どーも!美術芸人の金谷ヒデユキです。

美術検定3級持ってるよ。自慢だよ。

 

 
先日、渋谷Bunkamuraザ・ミュージアム「ロマンティックロシア展」に行ってきました。
 
 
今年25回目の美術展。
 
☆三菱一号館美術館「ルドンー秘密の花園」から始まって、

☆国立西洋美術館「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」

☆国立新美術館「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」

☆国立新美術館「こいのぼりなう!」

☆埼玉県近代美術館「モダンアート再訪」

☆武蔵野市立吉祥寺美術館「福田利之展 吉祥寺の森」

☆高崎市美術館「水野暁-リアリティの在りか」

☆TODAYS GALLERY STUDIO「チョーヒカル 超動物展」

☆府中美術館「長谷川利行展 七色の東京」

☆東京都美術館「プーシキン美術館展」

☆宮崎県立美術館「コレクション展」

☆中村キースへリング美術館

☆メナード美術館

☆上野の森美術館「ミラクルエッシャー展」

☆群馬県立歴史博物館「HANI-1グランプリ」

☆群馬県立歴史博物館「すごいぞ!江戸の化学」

☆太田記念美術館「江戸の悪」

☆東京国立博物館「縄文 JOMON 1万年の美の鼓動」

☆練馬区美術館「芳年 激動の時代を生きた奇才浮世絵師」

☆東京都美術館「ムンク展ー共鳴する魂の叫び」

☆東京国立博物館「京都大法恩寺 快慶・定慶のみほとけ」

☆東京国立博物館「中国近代絵画の巨匠 斉白石」

☆パナソニック汐留ミュージアム「ジョルジュ・ルオー 聖なる芸術とモデルニテ」

☆高崎市美術館「山口薫先生からきみたちへ」

☆Bunkamuraザ・ミュージアム「国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティックロシア」まで
 
たぶん今年ラストの美術展。
 
ロマンチックな美術展だったー。
入って最初に書いてある文章が「自然が語ること、森がうちあけてくれること、鳥がなにを歌ってくれるかに耳をかたむけよう」
いきなりロマンチック。

続いてロシアの春、夏、秋、冬。四季の風景画。
もうロマンティックが止まらない。
 
初めて見る画家ばっかりだったけど、イワン・シーシャン「雨の樫林」とイワン・クラムスコイの「月明かりの夜」が個人的二大ロマンティック。ロマンティック林とロマンティックレディ。あとロシア人のイワン率高すぎ。

他には「ロマンティックおじいちゃん」と「ロマンティック孫」の「ロマンティックダンス」。

「ロマンティック馬」が「ロマンティックそり」を引いて「ロマンティック雪道」を走る「ロマンティックトロイカ」。
 
「ロマンティック解説文」も面白かった。
 
「若い伊達男が音楽の腕を披露して娘の心を虜にするという月並みな物語が描かれている」

月並み…

「男の顔に浮かぶ図々しさは不純な動機を物語っている」

不純…
図々しさ…
物語って…るのか?
 
別の絵では
「夫はほろ酔い加減で飽き飽きした面持ちでアコーディオンを弾いている」

飽き飽きした面持ち…

「家庭崩壊というドラマの始まりである」

家庭崩壊…

な、何故!?
何故そんな妄想を!
この解説者、ミュージシャンに対するアタリがきつい!
 
何があった?
ミュージシャンに彼女を取られたのか?
その怨みがはみ出してるのか?
 
それも含めてロマンティーーーーーーーック!
 
おすすめです。