昨日「声優割引」で見た映画がコレ。
「タクシー運転手 約束は海を越えて」。
1980年に実際あった
「光州事件」を元にした映画。
軍によって封鎖された光州市を何とか取材しようとするドイツ人ジャーナリストと、金目当てで嫌々それに付き合うタクシー運転手との友情物語なんだけど、見てる間ずーっと笑いと涙と震えが止まらなかったよ。
映画の冒頭で「この映画は実際の出来事を元に再構成されたものです」的なテロップが出たので、どこまでが事実なのかは分からないけど、そんな事はモーマンタイ。いやケンチャナヨですよ。
たとえ事実が50パーセント、いや1パーセントだったとしても面白いものは面白い。
例えるならば「プロレススーパースター列伝」だ。梶原一騎だ。アントニオ猪木・談だ。
「んな訳ねーよー」って思いながら引き込まれて行く。ネタバレになるから書かないけどラスト前「出たー!」って叫びそうになったよ。
「声優割引」だけじゃなく「タクシー運転手割引」や「ジャーナリスト割引」、もっと言えば「軍人割引」もあればいいのに。
はたらく人必見の映画ですよ。