#428 BARBEE BOYS | 漂流バカボン

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何か適当なテーマを自分で決めて自分で勝手に述べていこうという、そんなブログです。それだけです。

1980年代半ば頃から始まった、バンドブーム。

この頃に登場した様々なバンドの中で、今でも印象に残っているバンドの一つが、「BARBEE BOYS」です。

自分が高校生の頃に、BARBEE BOYSは颯爽と登場してきました。

このバンドの特徴は、なんといってもKONTAと杏子、男女のツインボーカルでしょう。
KONTAのハスキーで男の色気がある歌声と、杏子のパワフルなボーカルの掛け合いが新鮮でした。



また、疾走感のあるメロディーと、若干シュールな歌詞の、独特な曲の数々。
これらは、バンドのリーダーである、いまみちともたかによって作られています。

「チャンス到来」「負けるもんか」「女ぎつねon the run」などのヒット曲もそれぞれ気に入っていますが、自分の中でBARBEE BOYSのベストは「なんだったんだ?7DAYS」です。

この曲では、KONTAと杏子のツインボーカルの魅力が、存分に発揮されており、まさに、“バービーっぽい”1曲です。

また、アルバム『3rd BREAK』に収録されているバラード「ラサーラ」も、KONTAのボーカルが美しい、名曲だと思います。


BARBEE BOYSは男性ボーカル・女性ボーカルともに華があり、その二人の相乗効果で一つの世界を築き上げた、ユニークなバンドだったと思います。

このような男女ツインボーカルのバンド、メジャーどころではその後あまり見かけません。
もしかすると、このBARBEE BOYSが残した遺産が大きすぎて、なかなか続く者が現れないのかな、と思ったりもしてしまいます。