さて日曜日、雨、14℃のランチタイムです。
私の子供の頃の夢は大好きな犬や猫と一緒に暮らす生活でした。
子供の頃は同居していた父方の祖父母が動物が嫌いで、飼うことができずに、いつも近所の犬や猫や馬(!)がいるところへ遊びに行っては触らせてもらっていました。
そんな私がNZへ来てからは、片っ端から(?)縁があった犬3匹、猫3匹を飼って、それぞれ長生きをして悲しい5回のお見送りがあって、今の老猫くんが私達の最後のペットになるかと思っています。
これから仔犬や仔猫を飼ったとしても、20年前後責任を持って一緒に暮らし、最期を看取る自信がないから。
縁があればそれなりに高齢の犬か猫を引き取って一緒に暮らす可能性はあるかな。
今18歳の老猫くん、昨夜はこれまで看取って来たペット達の最後の数週間の行動に似た様子が見られました。
次に行きたいところ、ソファーの上に登りたいとか、棚のクッションから床に降りたいとか、そういう時に、移動したい場所を見つめて何分でもジッと固まっているんです。
あれ?どうしてサッと動けない?なんか痛いぞ、何が起こってる?
というとても困った不安そうな顔で、ジッと行きたい場所を見つめています。
2006年に13歳で看取った大きなシェパード犬もそうでした、長年愛用したケージの中にちょっとだけかがんだら入れるのに、ある日から腰が痛くて入れなくなって、とても悲しそうにケージの入り口をずっと見つめていました。
昨夜はそんな老猫くんを行きたい場所にそっと抱いて置いてあげても、今度は置かれたそのままの姿勢で何分もジッとしています。
痛いの?とあちこち触っても、嫌がる風はありませんでした。
私が昨夜寝る前に置いたままのソファーの上で今もうつらうつらしています。
様子を見ますが、痛がらない限り獣医さんへは行かず、家で面倒を見ます。
状況にもよるでしょうが、NZで5匹のペットを見送って確信したのが、家で私達に抱かれて最期を迎えるのが1番幸せなのではないかということです。
苦しくて痛くてどうしようもない時の安楽死以外に高齢のペットのために獣医さんにできることって限られていましたから。
夫にも寝る前に様子を報告しておきました。
でも、ひょこっと起き上がって、またいつも通り外へ散歩に行ったりフードをいっぱい食べたりしてくれるんじゃないかとまだまだ期待してはいるんです。
痛くないんだったら、まだまだ頑張って!
老猫くん。
だって君は私の夢を叶えた最後の猫ちゃんなんだからね。
昨日の夫ご飯、ランチはうどん、
夕食はポトフとご飯でした。
今日は3時半から画家のR先輩とお向かいのマダムスイッチとお喋り会があります。
元気をもらって来たいと思います。