さて金曜日、曇り、15℃の午後です。


今日もレイヤードの鬼となり、モッコモコの姿で歯医者の待合室に座っています。


コロナから回復して、体調の良さを実感、この状態をこの冬できるだけ長くキープしたい私、まず身体を冷やすのはNGです。



これもアルパカウール混のセーター。


もう細見えがどう、とか言ってられないわ。


さあ待ってる間に、東京の最終日のこと書きたいです。


以前女友達篇と言うブログを書いたことありますが、その時も書いた、私の数少ない親友と呼べる女友達のひとり、


浅草在住のヤマコさんが浅草ビューホテルの朝食レストランの前で待っていてくれました。


息子の小さかった時をよく知っている彼女は、初めて孫達に会って大喜びしてくれました。


昨日書いたM氏に会ったのと同じ頃、NZ南島の街でふたりの男の子を育てる彼女と出会いました。


彼女は当時の夫の自営の仕事を手伝っていて、私はフルタイムでNZブランドの服屋3店舗の店長をしていました。


息子は普段ベビーシッターに預けていましたが、熱が出た時や緊急時、どんなに彼女にお世話になったことでしょう。


世間ではママ友とのお付き合いで悩んでいる人の多い中、37歳での高齢出産だった私、そしていつもフルタイムで働いていた私は、


周りのママ達より約10歳年上、周りにフルタイムで働いているママは少なく、思いっきり浮いていたので、よっぽど優しい人しか寄って来なくて、逆に大変ラッキーでした。


そんな優しい彼女も、優しさが仇になったのか、当時の夫の暴力やパワハラ・モラハラの問題で、逃げるように子供達を連れて東京の実家へ帰って行きました。


人が振り返るほど美しい彼女、東京で再婚して3人目の男の子が生まれましたが、


2度の離婚を避けたくて、ずいぶんと努力した彼女でしたがうまくいかず、7年ほど前に再度の離婚、今が人生で1番楽しいって今回会った時に言っていましたよ。


尽くし過ぎたり、頑張り過ぎたりの人間関係は苦しいし、結局続かない、もう恋人ができても尽くしちゃダメだよ、


自分と息子達のために体力と時間を使おう、もうそんなに残ってないかもしれないしねって言いました。


はいっと言いながら朝食の時だって、私にあれこれ持って来てくれたり、



食後案内してくれた浅草花やしきではみんなの分のチケット買ってくれて、飲み物やスナックを買ってくれて、


あらやだ、よく見たらシニアと子供って同じ料金のチケットだったわ。


彼女、普通に大人料金払ってくれてた!大失敗!



園内では、私を日陰に座らせて置いて、息子家族のアシストで駆け回り、遊具に乗って遊ぶ姿をたくさん写真に撮ってくれました。


それなのに、まあ私よりは頑張っていた夫のことをこんな風に褒めてくれました。



生まれながらに優しい人というのは、きっと人に尽くすことを止められないのかもね、と思います。


彼女は英語を普通に話すので、子供達もお嫁ちゃんもすっかり懐いていました。






おかげで私は東京滞在では全然疲れませんでした。


日陰で飲み物を手に荷物の番をしていただけ!


大きなお相撲さんが彼女と手を繋いでデートしていたり、ピープルウオッチング、楽しかった。


お相撲さん、乗りもの乗れたのか?


ギリギリの時間まで浅草花やしきで遊んで、ホテルへ戻って荷物を受け取り、成田行きのリムジンバスに乗り込んだ私達が無事出発するのを、ずっと手を振って見送ってくれました。


ああ、楽しかった!東京も大好き!



ところで翌朝成田からオークランド空港へ着いた私達一行、荷物の受け取りレーンで待っていたら、


日本人の年配の女性ふたり、当たり前のようにうちの夫に頼んでスーツケースとダンボールをレーンからカートへ移してもらっていました。


ふたり分。


ん?と思って見ていたら、そのダンボールは違う人のだったようでで、またレーンへ戻してって頼んでる。


夫が自分達家族の荷物を運んでいると、今度はうちの息子に重いダンボール箱をレーンからカートに移してもらってる。


なに?自分で持てない荷物は持って旅行しちゃダメでしょう?


NZに住んでいる家族にお土産いっぱい運んで来たお母さんとおばさん、とか?


新幹線で、私達が支払った荷物置き場にスーツケース置いてた観光客と、このおばさんふたりの言動、


それから東京のホテルの普通のコーヒーが1杯1100円だったことが、今回の旅行でちょっとモヤったこと数点でした。


それ以外は、疲れようがコロナに罹ろうが、もう最高に楽しい家族6人での帰国の旅でした!


旅の記録はこれでおしまいです。


これからはまた、私の、ひたすら地味なNZでのリタイアメント生活の日記が続きます。


今は歯医者から帰って来てランチも食べ、老猫くんとお昼寝体制に入ってるところ、

いつもこうやって私の顎の下辺りで香箱座りをするんです。

ちょっと休んでまた家事、頑張ります。ニコニコ