さて金曜日、晴れ、15℃の真夜中です。


11時間弱のフライトを終えて、成田のホテルで古い友達夫婦と落ち合って夕食を取りました。


機内食が到着前に出たのであまりお腹が空いてないのもあって、


息子夫婦と孫ふたりは、チェックインしたらそのまま寝る!ということで挨拶だけしました。


夫は日本の生ビールを楽しみ、私は小さくて繊細なホテル自慢のケーキ類を楽しみました。




予定を全て終えて、部屋に戻る前にやっと(?)ふたりきりになれた夫と、高層階にあるとても落ち着いたインテリアと感じのいいバーデンダーさんが印象的なバーへ。


夫はスコッチのロックを2杯、私は紅茶(これがさすがバーのメニューにあるだけあって美味しかったです) 。


そこでお互いに撮った写真をアップしようと思ったら、夫のスマホで撮影していたのに気付く。


いろんなことがあったのに写真は無しです。


26年ぶりに会う古い友達夫婦は、長くNZに住んで3人の子育ても終えた頃になって、7年前に日本へ帰って来たんです。


子供達のうちふたりが関東圏で働いていて、ひとりはオーストラリアのパース在住だそう。


日本に戻って来たのは、60歳を超えるとNZ独特の魅力、大自然/アウトドアを楽しむ体力がだんだん無くなって来て、


するとあまりNZに住む意味を感じられなくなったのが理由とか、


それもよく分かる。


でも私達夫婦の場合は、夫が好きな仕事ができることと、アウトドアもいいけれど、まずNZの国民性が好きなこと、息子夫婦と孫がいること、


そんな理由できっとこれからも、NZでの地味な暮らしを続けていくのでしょう。


そして毎年日本へ帰国して、短いけれど超絶楽しい時間を過ごしたいです。


孫ふたりは、飛行機の中でも機嫌良くおとなしく、とてもいい旅人でした。


成田に着陸する時、孫坊は妹の名前を2度呼んで、ほら見てごらん、天国からみんなの家を見ているようだよ、とちょっと大きめの、興奮を隠せない声で言いました。


雲の切れ間に住宅や田畠や森が広がっているのを初めて見た彼の感想です。


夫とバーでその話をして、しみじみ可愛いねえと言い合いました。


愛犬が死んだ時に、どこにいるのかと聞くので、


お空の上の天国に行ったのよ、あそこから孫坊ちゃんが元気かなっていつも見ているよ、と教えたのは彼がまだ2歳にもなっていない時でした。




もう数時間しか寝れないけど、次はまた早起きして沖縄へ移動します。


初めての沖縄、とっても楽しみです。


疲れているのに眠れないのは、子供達ばかりでなく私もとっても興奮しているからなのでしょうね。


写真が1枚しか無くて、それがオークランド空港のホテル行きのシャトルのバス停のものですみません。


まだ暗い雨の早朝でした。


戻ってきた時どこで乗るか覚えておくためにメモ代わりに撮りました。


シャトルでホテルへ行って、そこに停めてある2台の車で帰宅する予定です。


その時、家族6人みんな笑顔で、それぞれいい思い出をいっぱい持ち帰れていますように。