さて今孫はお昼寝中です。ブログに記録したかった4人の親友の最後のひとり、ヤマコさんについて。

ヤマコさんはNZで知り合った日本人の友人で、この小さな小さなNZの日本人コミュニティ(14000人前後-2013年調べ)では、詳しく書くと簡単に誰だか分かってしまうので、私の事は分かったとしても別にいいのですが、彼女のプライバシーは大切です。

なのですごくぼんやりした話になります。

私は65歳まで生きて来て、主にふたつの国の多くの女性と仕事やプライベートを通して知り合いになって、「美しい人」に対してのちょっとした持論があります。

美しい人は10代の前半から、男性から好意を寄せ続けられます。男性から告白されていない時期というのが少なくて、一体自分はどんな人が好きなのか、たまたま好きだと思った人は本当はどんな性格の人で周りからどう評価されているのか、考える暇も観察する暇もありません。

なので言い寄って来る男性の中から付き合う相手を選んでしまいます。もしかしたら1番強引な人と根負けして付き合うかも知れません。

そして往々にしてその相手は女性をまるで戦利品のように扱うか、お人形のように扱うか、ひとつ間違うと失うのが怖くてコントロールしたさのあまり言葉でのもしくは実際の暴力を振るう事もあるのです。

これを読んでいるとても幸せな恋愛や結婚生活をしておられる美しい人達に対しては大変失礼な事を書いていますね。

ただ私は個人的に、あまりにも多くの男運が良いとは言えない美しい人を知っているのでこのような持論を述べているのです。

ヤマコさんはそんな美しい人のひとりです。

私よりずっと若くて、50代になった今でも帰国の度に東京で会うと輝くように美しいのです。

私が高齢出産だったので私の息子と彼女の2人の息子達は歳が近くて、私が仕事で息子を迎えに行けない時、何度彼女に迎えに行ってもらい、食事やお風呂のお世話になった事でしょう。彼女は大変な子供好きでいつもどの子にも優しく、料理も家事も完璧な若いママでした。

NZで1度(成立したのは確か帰国してから) その後東京で2度目の離婚をして、その後もお付き合いをしている人は当然いた(いる?)でしょうし、NZから連れて帰った2人の息子と、東京で生まれたもうひとりの息子、それぞれが複雑な気持を抱えて育った事と思います。

聡明なヤマコさんが、もし自分でゼロの状態からパートナーを選んでいたとしたら、彼女が心から愛したNZに今も住んでいて、この国で一緒に歳を取って行けたのではないか、孫の子守をお互いに助け合ってできたのではないかと思ってしまいます。

ヤマコさんは今日も東京の真ん中で、可愛い一軒家のローンを頑張って返済しながら、近くに住むご高齢のお母様のお世話をしながら、優しくて美しいワーキングシンママとしての毎日を頑張っています。

私の孫の写真を送ると大喜びしてラインのアルバムに保存してくれています。

今付き合っている人がいるならば、彼女の姿形だけでなく、その生き方も性格も過去も夢も全てを受け止め愛してくれる優しくて強い男性でありますように。

今度帰国が叶ったら、成田からまっすぐに会いに行きたい大好きな友人です。