さて今日も孫の子守当番です。
晴天だったので洗濯物を外に干したのですが、最初は洗濯バサミを私に手渡してくれる仕事をしていた孫も速攻で飽き、裏庭から脱走しないように追いかけ回していたらもうクタクタ。いつもの3倍くらいの時間をかけて何とか全部干し終わりました。
では過去に遡り、
2019年12月19日の２度目のTUR-BT術での膀胱内筋層までの浸潤の有無を調べる為の生検の結果は、2020年2月11日に聞く事ができました。
夫と診療室で待っていると専門医が笑顔で入って来て、椅子に座るなり「Good News！」筋層には浸潤していないのでこれから再発予防の為のBCG療法をやろうとの事で、私の癌はT1-ハイグレードと名前が付きました。
取り敢えず当面は私が一番心配していた膀胱全摘の恐れからは解放された事になりますね。
すぐに故郷の友人の医師に報告しました。
私の場合はこれから3年かけて27回のBCG療法とその合間に3ヵ月毎の膀胱鏡検査を受ける事となりました。膀胱鏡検査は専門医がしてくれますが、BCGは専門の看護師がしてくれるそうです。
でも‼️
その直後には、全世界に吹き荒れたコロナ禍によってNZも長い暗闇のロックダウンに突入していくのです。3月23日、アーダーン首相により最高警戒レベルのロックダウンレベル4 が全国民に宣言されました。
その翌日、3月24日に病院のBCG専門の看護師から電話があり、ごめんなさいね、緊急を要さない全ての治療が延期になっているので、再開したらすぐに連絡します。待っててね〜、と言われ、もちろんです、病院も大変ですよね、医療従事者の皆さんもどうぞ気をつけて、と言って電話を終えました。
やっと私のBCG療法がスタートしたのは、約3ヵ月後の6月18日の事でした。
この洗濯物干しは、風にクルクル回っていっぱい干せて凄く便利、私がNZで初めて出会って感動した道具のうちのトップ３に入ります。すぐ乾きますよ〜！
