さて ニュージーランドでは65歳になると政府から年金が貰えるようになります。
ずーっと働き続けている人も一度も働いた事の無い人も、配偶者がまだ働いている人も、ほぼ同額を平等に貰えます。ほぼと言うのは、一人暮らしの場合少し多目になる事、まだ働いていれば年金にかかる所得税が高くなる事などの差が出てくるので。
私のような外国人でも永住権や市民権(授与されてから貰えるまで国内に住んでいないといけない決まった年数があります) があれば同じ額を貰うことができます。私はNZ政府に26歳から60歳まで税金をせっせと納めて来たので、貰う資格はあると自負しているんです。
私は60歳でストレスの大きさ、体力の限界を感じて自主退職しましたが、この国には定年退職制度が無いので働きたい人はずーっと働き続ける事ができます。
で、そろそろと思ってオンラインで申請を始めたら、配偶者の生年月日が間違って登録されている事が判明。「その場合は電話」とあったのでスピーカーをオンにして30分程、スタッフが出てくれるのを待ちました。待たされるのは想定内。
ちなみに夫は9歳年下なので私が先に申請しています。 ( 彼はまだまだ貰えません❗️)
電話にやっと出てきてくれたスタッフは、配偶者の許可無しで配偶者の事を私と話せないと言うので、敷地内で仕事中の夫の所へ走り、電話に出て貰い許可を貰いました。で、このスタッフが彼の正しい生年月日を入力しようとしますが、どうしても本人がパスポートを持って福祉事務所へ出向かないと変える事ができないシステムになっているようでした。
明日か明後日、何とか仕事を抜け出してもらって、夫と福祉事務所へ行って来ます。1981年からNZに住み始めて以来福祉のお世話になるのはこれが初めて。二人でソーシャルデイスタンスを取って並んで来ます。