院長鈴木です。
先日、
廣末真也先生にお忙しい中、
モーツァルトバイオリン協奏曲の
レッスンをつけていただきました。
廣末先生紹介ページ
前回フルート協奏曲のオケ伴奏で
指揮者から
それは
演歌調のモーツァルト
と言われてしまったので
（心はロマン派って言われた件）
モーツァルトって
どんな風よ？
と行き詰まってたんですけど、
廣末真也先生は
今年度桐朋学園大学の
古楽器科でさらに学ばれているので
弓もバロックボウで
モダン楽器に、プレーンガット弦を
持っていらしたのですが
もう、これがね、
本当カッコよくて。
音の立ち上げが
四分音符とか
ゥワン
って、後からくる奏法もあり
盛り上がっちゃいけないとこもあり
トリルの入れ方、後打音必須とか
音と音の間の余韻とか
現師匠とはまた違った角度から
また同じ注意もあり
覚えきれないほど
教えて頂くことは
盛りだくさんになるのが
想像できたので
お許しを得て
録音させていただきました。
あ、あと
福岡のこの前の運命の感想も
言い合いました。
コンセールエクラタン福岡（CEF）
チェロのエンドピンなし演奏。
運命の2楽章の冒頭が
チェロとビオラの音の混じり合いが
本当ハンパなかった。
確かに！
チェロのエンドピンを床に刺すと
床が共鳴するので、別の楽器になっちゃうとか。
ビオラもバイオリンも、宙に浮いてるので
チェロだけ、響の質が変わってしまうそうです。
弾きにくそうだけど、
膝にお椀つけて挟むとか。
乗馬くらい内転筋を使いそうだわ、
小尻になるかしら。
公開講座からの訪問からのレッスンだったので
帰りの駅のエスカレーターで珍しくコケたりして
ヘトヘトでしたが
幸せでした。
ブラッシュアップって
こういう濃密な時間のことを言うのね。
そして、自分が音楽でプロになれなかった
甘さもわかりました。
