分娩時の骨盤の変化について | 【文京区】産前産後、脳性麻痺、鍼灸治療

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文京区女性と子どものマッサージ鍼灸院かな太
産後ボディアナリスト、
院長鈴木です。

明日はいよいよ招致(接骨院)で
宇都宮産後骨盤矯正セミナー
および、産褥期マッサージの
セミナー同時開催です。

柔整師、マッサージ師対象
セミナーお申し込みお問い合わせは
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さて、昨日、3000g越えから

骨盤矯正の必要性が
かなり高まる話をしたのですが


骨盤が分娩前から分娩時に
どんな変化を起こしてくるのか

について少しお伝えします。


妊娠中は

右に臓器や大きな血管などの位置関係があり

ママにとって左側に赤ちゃんの背中がある

第一頭位

が割合としては多いです。

そうすると

胎児の背中など
比較的固めで大きな組織が

ママの左側の骨盤、つまり腸骨に
あたり、

内から外への圧力がかかりますので

左側の仙骨痛を感じる方もその分増えます。

仙骨痛はつまり

仙腸関節付近に着いている
臀筋類の筋肉の伸びがわるいなど

で痛みがでるものが多いので

これは妊婦よもぎ蒸しで温めることでスムーズに
緊張が緩和してきます。

左側の骨盤が右に比べて開いてくるのも

外に圧力がかかるため、とすれば

原因として理解できるでしょう。

原則論なので

もちろん個人差ありです。

で、経膣で産めば

恥骨にも仙骨にも

赤ちゃんの頭蓋骨の娩出時に

圧力がかかりますから

広がりますよね。

比較で言えば

前後軸というよりは

左右の横軸への広がりが目立ちます。


酷い方はここで
恥骨剥離や尾骨骨折などを起こします。


もちろん、BPDといって

ママの骨盤の口径と赤ちゃんの頭の大きさの
関係性を

前もって測ることも出来ますから

検査の結果、赤ちゃんの頭が大きすぎる場合は
38wあたりで予定帝王切開

となるわけです。

帝王切開の方も妊娠中、ある程度
骨盤が開いているのは


前に説明したとおり。
赤ちゃんがお腹にいることで
すでに圧力がかかるから。


およそ8カ月前後から

骨盤や仙腸関節などの骨周りのトラブルが
訴える方が増えます。


もちろん、体軸がしっかりされている方は
スムーズに後期も乗り切れます。

マラソン選手などは素晴らしくインナーが発達されてました。

江戸時代までは

帯を日常的にしていたので、

巻いて締める、
または足腰がしっかりしている、
糖分が現在より少ない、

などで、骨盤復古も

今よりは深刻なダメージは
少なかったのではないかと思います。

が、現代は筋力も落ちてますからね。


いろいろな骨盤ベルトが売り出されていて

質問もたくさん頂くので

おすすめはしますが

実際は

恥骨程度(横軸)にしか作用しないかな、
と思います。

残った前後軸は
技術者の手で内側に入れてしまうのが

確かなので。

だから、

半分の効果はあるよ、

とお伝えしています。




そして、分娩時間のお話し。


分娩時に、

ある程度の適度な時間をかけて

娩出できれば、

軟部組織といって筋肉などの
柔らかい組織が徐々に
伸びのテンションに慣れるのですが


急激に娩出が進みますと

周りの組織の伸びが追いつかずに

裂傷といった傷も起こることになります。


ある程度の時間がかかるのは
自然なことなのですね。


2時間ではちょっと早すぎるかな、

という印象を私はもちます。


さて、

産科灸の評判がどうかと
いうことにも触れておきます。


安産灸を(胎動を感じてから目安で)
勧めていますが

陣痛の痛みが直前まで軽かった


というご感想はよく聞きます。

また、胎盤も、
子宮に筋腫や傷がない場合にはスルッと
取れるようです。


産後にも買ったお灸がなくなるまで
すえ続けて頂くと

子宮の戻りも良いです。
これ大事。



で、今はご自分で調べてすえる方も増えていますが


灸師がどうして国家資格なのかというと

やはりツボの取り方一つで
逆の効果を引き出してしまうリスクがあるから

それが治療ってことです。




わざわざ厚労省が管轄する資格にしているわけで

ご自分でやって大丈夫ですか?


と私は心配するしかない。


出血が増えるなどのリスクも考えられますよね。

そのツボ、血を蔵する肝経も通ってるんですから。

妊婦専門の鍼灸師の指導を受けてから
やったらいいと思います。


それでもおやりになりたいのであれば

自己責任ですけどね。


***



そんなこんなで、

骨盤矯正が

正式に介入するのは

一カ月健診で異常がないと診断されてから。


それまでの産褥期に


恥骨痛や腰痛がある場合は

簡易な骨盤の仮止めを行います。

骨盤の二箇所動くうち

一箇所を急ぎ締めてしまいます。

これで、痛みは幾分楽になるようです。


仮止めで一カ月健診まで待っていただくのは

ママの自然治癒力の発動を

見てから、足りないところを我々が補強する


というスタンスをとっているためです。


それから

産後の肥立ちに関係する
最新のWHO栄養学に基づいた
食事の割合と量についても

その場でお伝えしています(現在無料指導)

次に、
骨盤の開きの左右差についていつかお話ししますね。


骨盤矯正 10800円(経膣5回、緊急帝王切開4回~5回、予定帝王切開3回推奨)

産褥期マッサージ10800円

妊婦よもぎ蒸し3240円タオル別途200円

安産灸5400円お灸代930円別途
陣痛寄せ6480円39週から

*初診料2160円
出張費別途2000円(治療院から60分以内




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