骨盤ベルトについて | 【文京区】産前産後、脳性麻痺、鍼灸治療

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よく、患者さんから
骨盤ベルトをした方がいいかと
質問が来るので
以下のようにお答えさせて頂いてます。

骨盤が開くとかゆがむとか
いいますが、

骨盤の骨の結合部は三箇所のみ。

分娩でその繋ぎ目がどんな変化を起こすのか、がわかればいい訳です。

恥骨がゆるみ、
仙骨が後ろに反るわけですが、

骨盤ベルトは、産後の変化には
50%の効果があるように思うと、
お伝えしています。

なぜ50%というと、
恥骨結合のゆるみには、
装着位置さえまちがわなければ
効果があると思いますが

仙骨は大臀筋などがクッションとなり、
手で入れる矯正でしか今のところは、
(ベルト程度では)大きくは変わらない、

ごくたまに自分の自然な力で治る人もいます。スポーツ経験などの素地がある方です。 
以上は、臨床における個人的な印象です。


現代人は、自力で治る人は

尿漏れなどの産後の状況を聞いても少なくなってきたと思います。

着物を着てたときは
帯を締める技術が一般的にお持ちでいらしたので、
こと、締める、ことに関してそれほど難しくはなかったのだと思います。


自然分娩はもとより

帝王切開の方も

矯正後の変化を確認してもらっていますが

ビフォーアフターの違いをみると

ホルモンの影響だけでも

ゆるみがあったことは自覚されていますね。