◇第42期がスタートしました

多摩市「志創業塾」第42期が、
本日、スタートしました。

志創業塾は、わが国でも珍しい、
多摩市・多摩信用金庫・多摩大学による、

👉産学官連携の創業支援事業

です。

また、
産業競争力強化法に基づき認定された、

👉「特定創業支援等事業」

でもあります。


全6回の講座を通して、
経営理念や経営戦略、
利益計画など、
実際の創業に必要となる事業計画を、
少人数で作り上げていきます。

私は、
多摩大学総合研究所の客員研究員として、
この創業塾の塾長を務めています。

今年で、
塾長になって20年目。

もう、
私にとっては、

👉ライフワーク

といってよい仕事になりました。



◇最初にお話しするのは「志」

今日のオリエンテーションで、
最初にお話ししたのが、
この創業塾の名前にもなっている、

👉「志」

についてです。


私は、「志」とは、

👉創業者自身の夢を起点とした、社会に対する想い

だと考えています。

「こんな仕事をしたい」
「こんな会社をつくりたい」
「こんな人たちの役に立ちたい」
「こんな社会にしたい」

その原点にあるものが、
 

👉その人自身の「夢」

 

です。

そして、
その夢が、自分だけのものではなく、
社会や誰かのための想いへと広がっていく。

それが、

👉「志」

 

なのだと思います。



◇AI時代だからこそ、「志」が重要になる

そして今日、
塾生の皆さんにお話ししたのが、

👉これからのAI時代には、「志」がますます光り輝く

ということです。

AIは、
ものすごい勢いで進化しています。

文章を書く。
画像をつくる。
情報を整理する。
アイデアを出す。
事業計画をつくる。

これまで、
「人間にしかできない」
と思われていた仕事の多くを、
AIができるようになってきました。

おそらく、
これから創業する人たちは、
私たちの世代以上に、

「AIにできること」と競争する

ことになります。

では、人間に何が残るのでしょうか。

私は、その一つが、

👉「志」

 

だと思っています。



◇「夢」は、その人の人生から生まれる

なぜなら、
「志」の起点となる「夢」は、
その人の人生に立脚しているからです。

・嬉しかったこと
・悔しかったこと
・失敗したこと
・誰かに助けてもらったこと
・夢中になったこと
・どうしても許せなかったこと

そして、

・「自分なら、こうしたい」と思ったこと。

そうした、一人の人間が生きてきた、

👉「経験」の塊

から、夢は生まれます。

AIは、
膨大な情報を学習することができます。

しかし、
 

👉私の人生を、AIが生きることはできません

塾生一人ひとりの人生を、
AIが代わりに経験することもできません。

だから、
その人の人生から生まれた「夢」、

そして、
そこから生まれる「志」は、
その人固有のものなのです。



◇AIには真似できないもの

これから創業するのであれば、
AIはどんどん使った方がいい。

AIは、とても優秀な道具になります。

しかし、

👉「何のために、この事業をするのか」

を決めるのは、AIではありません。

それを決めるのは、創業者本人です。

AIがどれだけ進化しても、

「私は、この人生を生きてきた。
だから、
この仕事をしたい」

というところまでは、
代わってくれません。

ここに、

 

👉AI時代における「人間の」事業の価値

 

があると思っています。



◇「志」は、人を人たらしめるもの

これからの時代、AIによって、
商品やサービスを作る技術そのものは、
ますます均質化していくかもしれません。

だからこそ、
「何をつくれるか」だけではなく、

👉「なぜ、あなたがそれをやるのか」

が問われる時代になる。

それが「志」です。
「志」の価値とは、
突き詰めれば、

👉人を人たらしめるもの

なのかもしれません。



◇卒塾までに、自分の「志」を見つけてほしい

志創業塾は、全6回です。

これから、事業を具体化し、
自分の強みや弱みを考え、
事業計画をつくり、
数字にも落とし込んでいきます。

でも、
私が塾生の皆さんに、
卒塾までにぜひ挑戦してほしいことがあります。

それは、

👉自分自身の「志」を発見し、それを自分の言葉で言語化すること。


自分の人生から見つけ出した「志」は、
簡単には変わりません。

それは、
創業してからも、
迷った時に戻ってこられる場所になります。

だから、卒塾までの間に、
ぜひ、
自分だけの「志」を見つけてください。

それはきっと、事業計画書以上に、

👉一生モノの宝

になると思います。

第42期の皆さん。
これから一緒に、
頑張っていきましょう。