◇音楽で「おもてなし」を演出する

先日、
TKC全国会全国役員大会の
役員夕食会が開催されました。

私は今回、
実行委員の一人として、
音楽演出を担当させていただきました。

会場は、
東京オペラシティ54階。
東京の夜景を一望できる、
本当に素晴らしいロケーションです。



◇奥様方に喜んでいただきたい!

今回、
私が大切にしたことがあります。

それは、
役員大会に同行される、

役員の奥様方に楽しんでいただくことです。

役員の皆様は、
日頃から全国会活動で忙しくされています。

だからこそ、
支えてくださっている奥様方にも、

「今日は素敵な時間だった。」ドキドキ

と思っていただきたい。

そんな思いで、
演出を考えました。



◇弦楽四重奏という選択

54階から眺める東京の景色。
その雰囲気を考えた時、
私の頭に浮かんだのは、
弦楽四重奏でした。

そこで、

株式会社オーケストラプレゼンターの社長であり、
友人でもある奥村さんにお願いしました。

 

 

👉「ぜひ素晴らしい演奏家の皆さんをご紹介ください。」

そのお願いに応えてくださり、
本当に素晴らしいメンバーを集めていただきました。



◇一番こだわった「14秒」

今回、
最もこだわった演出があります。

それは、
カーテンオープンのタイミングです。

東京の夜景が一望できる、
あの瞬間を、
最高の音楽とともに迎えたい。

選んだ曲は、
マスカーニの
《カヴァレリア・ルスティカーナ》間奏曲。

 

 

中間部の盛り上がりで、
ちょうどカーテンが開く。
そんな演出を考えました。

そのために、
ストップウォッチを持って、
何度も計測。

司会者の話し始めるタイミング、
演奏時間、
カーテンが開く時間。
何度も何度も確認しました。


その結果、
一つの答えにたどり着きました。

👉「演奏開始から14秒で司会が話し始めれば、ぴったり合う。」



◇本番は一瞬

そして迎えた本番。
私は夕食会の席に座り、

周りに気づかれないよう、
弦楽四重奏団のリーダーと
アイコンタクト。


演奏開始ルンルン


ストップウォッチが動きます。

👉《14秒》

司会者へ合図パー


そこからは、

演奏者の皆さん、
司会者、
そして会場スタッフ、
全員が息を合わせてくださいました。

そして……


👉「カーテンオープン」


その瞬間、
《カヴァレリア・ルスティカーナ》が
最高潮を迎えます。

54階から広がる東京の大パノラマ。
会場からは、

おねがい「わぁー!」

という歓声が上がりました。

私は、
その瞬間、

「やった!」
と心の中で思いました。



◇音楽は「空気」をつくる

演奏後、
弦楽四重奏団のリーダーの方が、
笑顔で
「ぴったりでしたね!」
と声を掛けてくださいました。

私も、
本当に嬉しかったです。


その後も、
歓談の時間には、心地よいBGMとして、
厳選した曲を演奏してくださいました。

こだわったのは、緩急。

動きのある曲と、

ゆったりとした曲を、

交互に数曲。

 

 

 

このような曲です。

 


音楽は、
人を主役にする芸術です。

・料理を引き立て
・景色を引き立て
・会話を引き立てる

決して前に出過ぎず、
それでいて、
その場の空気を豊かにしてくれます。

改めて、
音楽の力を感じた一日でした。



◇最高のおもてなしとは

おもてなしとは、
派手な演出ではないと思っています。

相手が気づかないところまで、
丁寧に準備を重ねること。

「何となく良かった。」
「居心地が良かった。」

そう感じていただける空間を作ること。


今回の役員夕食会では、
多くの皆様のご協力によって、
そのような時間を演出することができました。

素晴らしい演奏をしてくださった

弦楽四重奏団の皆様
ご尽力くださった奥村さん

そして、

息を合わせてくださった司会者

スタッフの皆様

心より感謝申し上げます。

音楽には、
人の心を一つにする力があります。
そのことを改めて実感した、
忘れられない夕食会となりました。