◇多摩市志創業塾第41期開講
多摩市志創業塾第41期が始まりました。
平成18年から始まった志創業塾は、
多摩市・多摩大学・多摩信用金庫による、
産学官連携の創業塾です。
私は、立ち上げ当初から塾長を務めており、
気が付けば、もう20年になります。
40歳になったばかりの頃から塾長をしていましたので、
「時のたつのは本当に速いなぁ・・・」![]()
と、しみじみ感じます。
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◇地域に根付いた創業塾
この20年の間に、
多摩市志創業塾は、
多くの起業家を輩出してきました。
最近では、
多摩市で開催されるイベントなどに行くと、
👉「あ、多摩市志創業塾の卒塾生の方だ」
と思う場面が増えました。
それぞれが、
地域の中で、
自分の事業を育て、
根を張っている。
志創業塾が、
単なる「講座」ではなく、
地域文化の一部になってきたのだなと、
嬉しく感じます。
それが、
事務所のある府中市ではなく、
隣の多摩市だということにも、
不思議なご縁を感じますね![]()
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◇今回から加える”新しい”テーマ
そんな歴史ある創業塾ですが、
実は今回から、
新たな方向性を、
塾生の皆様へお伝えしました。
それは、
👉「AI時代に淘汰されない事業創出」![]()
を目指すということです。
今後、言うまでもなく
AIは急速に進化していきます。
・定型化できる仕事。
・効率化できる仕事。
・マニュアル化できる仕事。
そういった仕事は、
これからAIに置き換わっていく
可能性があります。
では、
その時代に、
本当に生き残る事業とは何か。
私は、
👉「属人性」
だと思っています。
「属人性」とは一般的に、
業務や知識、ノウハウなどが
「特定の個人に依存している度合い」
を言います。
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◇属人性の極みは「志」
従来の経営論では、
👉「属人性を廃する」
ことが、
正しいとされることが多くありました。
・誰がやっても同じ品質
・再現性が高く
・標準化されている
そんな事業を私たちは創り上げてきました。
もちろん、
それはとても重要です。
しかし、
これらの事業は、
AIに置き換わってしまう
可能性があります。
なぜなら、
「平均化」
「効率化」
「定型化」
は、
👉AIが最も得意とする分野だからです。
では、
人間にしかできないものとは何か。
私は、それが、
👉「志」
だと思っています。
志とは、自分の「夢」に立脚して、
・社会とどう関わりたいのか。
・どんな未来を作りたいのか。
という、
👉人間の“意志”です。
志は、生身の体を持つ
私たち一人一人違います。
だからこそ、
事業に独自性をもたらすのです。
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◇ChatGPTに聞いてみた
実は、
今回のテーマについて、
私は普段対話をしているChatGPTにも、
率直に聞いてみました。
「AI時代に、
人間にしかできないものとは何か?」
すると、
ChatGPTは、
こんな趣旨のことを言っていました。
「AIは、
知識を整理することはできます。
論理を構築することもできます。
しかし、
👉 “人生を生きた実感”
は持てません」
と。
「なるほどな」、と思いました。
確かにAIは、
大量の情報を学習し、
論理的に整理し、
文章を作ることはできます。
しかし、
・深夜に悩み抜いた経験
・理不尽に傷ついた経験
・障害のある家族と向き合った経験
・地域の中で人と繋がった経験
・誰かを本気で救いたいと思った経験
こうした、
「人生そのもの」は、
持つことができません。
生身の人間は、これら経験に基づき、
「合理を超えた判断」ができるのです。
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◇人間の「経験」が事業になる時代
だからこそ、
私はこれからの時代、
👉「その人自身の経験」
が、
ますます重要になると思っています。
何に苦しみ、
何に救われ、
何に怒り、
何に感動してきたのか。
そこに、
その人だけの「志」が生まれる。
そして、
その志に立脚した事業は、
AIには真似できない、
独特の熱量を持つのだと思います。
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◇「何を知っているか」より、「何を願っているか」
そして、
これからの時代は、
👉「何を知っているか」
以上に、
👉「何を願っているか」
が、問われる時代になるのかもしれません。
・どんな社会を作りたいのか。
・誰を幸せにしたいのか。
・何故、その仕事をやるのか。
その「志」こそが、
AI時代における、
最大の差別化要因になる。
私たちの「夢」
つまり「願い」は、
AIには決して持つことはできません。
私は、
そんなことを、
第41期の塾生の皆さんと、
これから6回シリーズで、
追究していきたいと思っています。
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◇第41期も楽しみです
今回も、
多様な夢を持った塾生の皆さんが集まってくださいました。
どんな「志」が生まれるのか。
今から、
とても楽しみです。
