TKCの創業者、

飯塚毅先生が、著書『自己探求』の中で
このように述べておられます。



「自分の心が、心の対象物をもたない状態。
これを無念無想という。

その状態こそが、釈尊のいう如来の状態、
すなわち悟りの境地である。」



さらに先生は続けます。


「計算でも、監査でも、掃除でも、お茶でも、
生活の全場面において、

対象と一つになりきって行動する。

これが“対象物のない心の集中状態”である。」




◇ 無念無想とは何か

無念無想というと、

「何も考えない状態」

と思われがちですが、
そうではありません。

👉 「余計なものが無い状態」

であると思います。

・評価されたい
・うまくやりたい
・失敗したくない

こういった「自我」や「打算」が消え、
目の前の対象と一つになる

それが、
 

👉 「無念無想」

なのだと思います。



◇ 鬼滅の刃との共通点

ところで


先日まで上映されていた
「鬼滅の刃」 無限城編 第一章
ご覧になりましたか?
面白かったですね!ニコニコ


その中で描かれる、
 

👉「全集中・常中」

👉 寝ている時も含めて24時間、全集中の呼吸を保つ状態
👉 そうすることで、基礎体力が飛躍的に向上する


これは、
飯塚先生の仰る


👉「対象物のない心の集中状態」

と極めて似ていると感じました。



◇ 呼吸のように仕事をする

人は呼吸を、
意識していません

しかし、
常に行っています


これと同じように、

👉 特別に構えなくても
👉 自然に高度な仕事ができる状態


これが、
無心の仕事

なのだと思います。
 

これを税理士業務に置き換えると、

👉「 標準業務」の意味

が見えてきます。

当事務所で言えば、

・税理士法33条の2の書面添付
・クラウドシステムによる自計化支援

これらは、
当たり前の業務となっており、
まさに、呼吸のように行われている
状態だと思います。

 

つまり、
 

「標準業務」とは、

単なる「マニュアル作業」ではなく、

熟練の結果として、

「無意識に高いレベルで遂行される状態」である

 

ということです。
 



◇ まだ“特別な業務”がある

しかし、当事務所において、


お客様の完全防衛と

永続的発展には必ず必要な
 

「保険指導」

については、まだまだ
「特別な業務」となっています。

つまり

・保険の「営業」という意識
・そこに、身構えてしまう
・お客様の視線に、つい力が入ってしまう

すなわち


「 心が往著している状態」
 

なのでしょう・・・。



◇ 修行の途中

本来は、
すべての業務が「無心」で行われる状態
であるべきです。

しかし現実は、
まだそこに至っていないのです。

 

飯塚先生のこの教えは、
仏教哲学ではありますが、

👉 極めて「実務的」な指針

だと思います。


なぜなら、

スポーツでも、

音楽でも、

あらゆる仕事でも、

 最高のパフォーマンスは


👉「意識しすぎない状態」

 

で発揮されるからです。



そして、それは、


👉繰り返しと鍛錬の先にしか現れない”状態”

なのだと思います。

だからこそ、
無念夢想の状態とは、

ゴールであり、プロセスでもあるのでしょう。


◇私が考える飯塚先生の教えの核心


どれだけ知識があっても、
心が乱れていれば、本質には届かない

逆に、
「無心」になれば、すべては自然に流れる

自然に成長を遂げる。


それが、
飯塚先生の教えの核心なのだと、

私は理解して事務所経営に取り組んでいます。