いよいよ3月。春ですね・・・

 

春になると、どうしても聴きたくなる曲があります。

それは


「春の祭典」

 

略して「ハルサイ」


作曲は、ロシアの作曲家
イーゴリ・ストラヴィンスキー。

 

※私は特に25分40秒位からの、ティンパニーの11連打のところが大好きです。

 

第一次世界大戦開戦直前の
1913年
 

パリのシャンゼリゼ劇場で初演されたこの作品は、
あまりの衝撃に観客が大騒ぎし、

ほとんど“暴動”状態になったことで有名です。


不規則なリズム。
強烈な不協和音。
そして、乙女が生贄として踊り続けるという原始的な物語。

当時の優雅なバレエの常識を、完全に破壊しました。



🌱 春の土の中にあるもの

私は、ジョギングをしているとき、

春の草花を見て、
ある感覚にとらわれます。

地上に出ているのは、ほんの一部。
本当のエネルギーは、まだ土の中にある。

あの、静かな地面の下で——
何かがうごめいている。

それは、
穏やかな生命力というよりも、
どこか「狂気」を感じます。

押し上げる。
突き破る。
爆発する。

その「狂気」があるからこそ、
一気に芽吹き、
一気に花を咲かせる。

私はそこに、
「春の祭典」の音楽と同じものを感じます。



🔥 狂気は破壊ではなく、生成のエネルギー

「春の祭典」は、

まさに“狂気の音楽”だと思います。

拍子は揺れ、
和音はぶつかり、
リズムは容赦なく打ち込まれる。

でも、それは単なる混乱ではありません。

自然そのもののリズム。
理性で整えられる前の、生命の原型。

構造的に感じます。



春は、決して、

優雅で優しくは無いのだと思います。
 

桜が満開になる前には、
必ず、あの押し上げるような狂気があるのでしょう。


破壊と創造は、同時に起きている。

この曲は、それを表現しているのだと思います。



🌸 なぜ聴き終わると、すっきりするのか

不思議なことに——
あれほど激しい音楽なのに、
聴き終わると、とてもすっきりするのです。


それはきっと、

自然の摂理を、そのまま受け取るから。

私たちは日常で、
湧き上がるような感情を、
“理性”で押し込めています。


でも「春の祭典」は、
それも生命の営みであると

肯定しているようです。

抑えていた内側のエネルギーが、
音楽の中で一度爆発し、
そして鎮まる。

だから、

浄化されるのかもしれません。



🌸 もうすぐ桜の季節

あと少しで、

確定申告が終わり、
ほっと一息つくこの時期。
 

毎年、
一気に春が押し寄せてくる。

もうすぐ桜も満開。

その華やかさの裏側に、
あの土の中の狂気がある。

だからこそ、
花は奇麗なのですよね。


今年の春も、
こうして「春の祭典」を聴いています。

皆さまも是非。

40分程の全曲をお聴きください。

こちらはバレエ付き(笑)

 

 

🌱 狂気を恐れず
🌸 エネルギーを受け入れ
🌿 そして咲く

もうすぐ春全開ですね。