2026年の確定申告シーズンが、いよいよスタートしました。

本日は、
東京税理士会支部の、

税務支援による確定申告無料税務相談日。

市のホールに朝から集合し、

税理士会・税務署・市役所の担当者で、
会場を設営し、
小規模の確定申告が必要な方々の申告支援を行いました。



■ 今年から本格化した「スマホ申告」

ここ近年、

DX化の進展で、
申告支援の形は大きく変わりました。

基本は、
• スマートフォン📱
• もしくはパソコン💻

による、e-Taxでの自主申告支援です。

私と言えば、正直、
私は今日がスマホ申告支援の実質的な初体験。


普段は複雑な法人税務を扱っていても、

スマホの小さなボタン一つには慎重になってしまいます。
 

不安しかない状態で、
相談会に入りました。

小さな画面を、
ご高齢の相談者の方、自らに操作していただき、
e-Taxで送信までたどり着く――

これは、想像以上に大変な作業でした。



■ 96歳の相談者さん

そんな中、
一人の相談者の方が、

私のブースに案内されてきました。

96歳。

手には、
昨年分の手書きの確定申告書と決算書の控え。

それは、
誰かに書いてもらったものではなく、
明らかに、ご本人が一生懸命書かれたものだと分かる申告書でした。

今年も同じように、
手書きで記入しており、

まだ未完成の申告書を持って、
相談にいらっしゃったのです。



■ 「何度も通うつもりでした」

お話を伺うと、

「今日一日で終わるとは思っていません」
「何度も通うつもりで来ました」

と、元気に話してくださいました。

私は、
• 申告内容についてご説明し
• 相談事項にお答えし

その方は、
とても満足した表情で帰っていかれました☺️



■ 申告納税制度の国・日本

日本は、

以前、取り上げたように、
「完全な申告納税制度」を採用している

超民主的な国です。

 

 

でも、正直に言って、

ここまで模範的に申告納税を堅持し、

継続している納税者がいるだろうか

と、心を打たれました。

96歳で、
自分の手で苦労しながら申告書を書き、
分からないところは相談に来て、
納得して帰る。

これはもう、
ギネスブック級の民主主義の実践者

ではないでしょうか。



■ 「申告納税制度の妖精」🧝‍♀️

私は思わず、
周りの税理士さんたちに、

こんな話をしていました。
(失礼ながら・・・)

「まるで申告納税制度の”妖精”ですね」🧚

冗談半分、
でも本気で、そう思いました。



■ おわりに

どうか、妖精さん、
今年も無事に申告を終えられますように。

そして、
100歳になっても、
ぜひ、税理士会の税務支援にお越しいただきたい。

今日の相談会は、
税理士という仕事の原点を、
あらためて思い出させてくれる一日でした。

確定申告シーズン、
今年も、頑張ります。